胃アニサキス症
- 64歳、男性。夕食にシメサバを食べた後、夜中よりみぞおち部のきりき りした腹痛と嘔気を訴え受診されました。内視鏡にて胃上部に生きたア
ニサ キス虫体の刺入を認め、鉗子にて摘出後、急性胃炎として治療し症 状は軽 快しました。この方はその10日後にサバの寿司、マグロ、イワ
シの刺し身 を食べ、前回と同様胃アニサキス症を発症し、再び内視鏡的 処置と保存的 治療にて軽快しました。
- アニサキスはオキアミから食物連鎖でクジラに至るまで魚の腸管に寄生す る蛔虫の一種で1-2cmの糸ミミズ状で加熱に弱いが塩や酢に強い。比較
的 多くみられるのはシメサバやイカの刺し身食用後の胃アニサキス症で、 虫体刺入に伴うアレルギー反応で腹部症状を発症し内視鏡的に虫体を摘出 す
れば症状はおさまります。
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