例会・研究会ダイジェスト 【Part3】パネルディスカッション
パネラー:
株式会社NTTドコモ北陸 富山支店長 尾野 昭夫氏
北陸セルラー電話株式会社 営業本部マーケティング部 副課長 平井 勝氏
コーディネーター:
株式会社インテック ネットビジネス営業部 岸逸郎

岸:各社の戦略をきちんと把握したいという目的で、ディスカッションを企画しました。
 J−フォンさんにもお誘いして、ご出席をお願いしたのですが、現在微妙な時期でお話できることが少ないということで2社にお集まりいただきました。
 さて携帯端末の特長は、わずか数十グラムでしかも起動に0秒、バッテリーの持続時間が長い。複合メディアで、情報を見てそのままメールや電話ができる。安価で、日本先行型のマーケットであるというところです。企業のネットワーク端末として非常に有望であると私も考えます。
 ここで会員さんからのご質問にお答えいただきましょう。携帯電話の場合、自分が意図しないメールにまでなぜ何故料金を払わなくてはいけないのか?ということです。

尾野:正直いって、現時点でネットワークで解決できる方法はありませんで、技術的に解決できる方法がないか、検討中です。
平井:約2ヵ月前からメールフィルターというサービスを開始していますが、いたずらメールが来た場合、誰からのメールかアドレスを登録すれば、そのメールを拒否することができるサービスです。また、@以下のドメイン名を指定してやれば重要なメールだけ見ることができます。

岸:アクセスできない状況やメールが遅れてくることに対策はないか、というご質問が複数来ています。アミューズメントはともかく、ビジネスで繋がらないとか遅れてくるという状況は、深刻な問題です。どのような対応がされるのでしょうか。
尾野:webにアクセスできないという状況は、iモードでは3月から4月にかけてかなり大きな問題となり対処してきたのですが、現時点でメールにアクセスできないという状況はほとんどなくなってきました。メールが届かないという状況は、契約数の伸びに設備が追いついていないことが原因です。今後も設備増強を図ってまいります。
平井:インターネットが混み合うのと同じ状況が起こっています。インターネットも夜11時台から混み合うのと同じです。webの方では私どももほとんど解消してきています。ただ、メールはセルラーは他の2社とシステムが違います。携帯電話の中にメールが届くのが他社さんでして、我々のメールは私共の設備の中にメールが届き、それを携帯電話に通知して、メールを見ていただくというシステムです。何度も見たい時には、そのたびにメールを見に行かなくてはいけないという弱点もありますが、たくさんメールを受けられる方はタイトルだけ見て必要なメールだけを受信できるという長所があります。

岸:セルラーさんにお聞きします。iモードやJ-SKYの場合、非公式サイトが非常に多くて着メロや待ち受け画面をダウンロードできるのですが、EZweb には非公式サイトがありません。こうしたファイルの作り方を公開される予定はありますか?
平井:非常に混み合うという状況の中で、着メロや画像となるとデータの量が多く、設備側の問題もあって時期を見合わせています。ただ、インターネットが普及したのは非公式のサイトが進んだからであり、ご迷惑をかける状況がなくなれば、非公式サイトの公開も進めていきたいと考えています。

岸:ドコモさんへの質問です。JAVAになるとどんなことができるのでしょうか。
尾野:セキュリティ機能が高くなります。ビジネスユースとしてイントラネットをご利用をされている場合には、当事者以外の人間が「なりすまし」的にイントラネットに侵入するようなことはできにくくなります。またゲームはダウンロードして、携帯でもスタンドアロンの状態で楽しむことができるようになります。APはコンテンツプロバイダーの方にはもちろん公開していきますし、一般サイトの方々のためには503iの発売と同時に公開される予定です。

岸:とやま国体に、移動体通信キャリアとしてどんな形で参画されるのかご質問します。
平井:セルラーはオフィシャルスポンサーとして、携帯電話の貸し出しなどで協力しています。このほか、インターネットで大会速報を流す際に、我々の端末でも速報が見られるように配信する予定です。
尾野:NTTグループとして協賛をさせていただき、8つのサービスを提供します。その中で「計画バス運行システム」をサポートしています。県内各地に宿泊されている選手・監督等の皆さんのバスが、開会式場へ向け約900台出ることになっていますが、開会式に間に合わなくなると大変です。そこでPHS(P-doco?)サービスで選手・監督等の皆さんの乗ったバスの位置確認をしながら、適正に運行管理をするというサービスでも協力させていただきます。
岸:携帯市場は急激に拡大しているだけに、いろんなチャンスがあるのではないかと思います。そのためにも「何ができるのかではなくて、こんなことがしたいのだが、携帯で実現してほしい」ということを私達はキャリアの皆さんにどんどんぶつけて、携帯市場をより使いやすいものに、より安全で安定したものに育てていきたいと思います。
皆さんもビジネスの中でいろんな活用方法をぜひ考えていただきたいと思います。

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