■「未来倶楽部. com」の社会実験 ![]() ホームページによって外にでて、富山の情報をしゃべってもらっているわけで、ちょうど売薬さんの役割を果たしてくれています。倶楽部の4割の方は県外の方が運営しています。
番組は全て生放送ですが、小川さんは富山に月に一度いらっしゃるだけです。残りの3回は東京・渋谷のスタジオとFMとやまのスタジオをネットワークで結んで、富山に放送が流れています。渋谷のスタジオには有名なアーティストが毎週来てくださいます。売薬さんのシステムは、このネットワーク社会に非常にマッチしているのです。 「未来倶楽部. com」のデザインは日進月歩変わっています。当初はバナー広告のようなものはありませんでした。リンクのサイトもありませんでした。「伝言板」と「インターネット放送」だけでは始めたところ、倶楽部の部長さんや、企業さんからこんなものを入れてほしいと伝言板やメールを通して要望があがってきました。「日めくりカレンダーがあるのですが、知りません?」とメールが来て、「カレンダー」や「今日の運勢」などをトップに入れることになりました。こうすることでラジオの番組にも情報が付加され、番組自体の厚みもでてきました。また、未来倶楽部の300名の会員に、バナー広告について意見を聞いたところ、「大好きな小川もこさんをバックアップしている企業なんだからぜひ紹介して」という多くの声をいただき、バナー広告を始めました。それから「表現するクリエーター達を紹介してほしい」という声を受けて「ギャラリー未来倶楽部」を開始し、画像を使って、富山の新しいクリエーターを全国に紹介しています。街角の特派員レポートという形でコネタを送ってもらう「iモード未来倶楽部」も、今後の拡大が期待されています。 伝言板では、各倶楽部が5〜6人でやりとりをしていまして、それを面白がって全国から見てくれているという状況です。8月で10万ページビューいただいています。各企業さんには伝言板を見て、どんなやりとりがあるか、どう振れば気持ちよく答えが返ってくるかなどを、よく見ておいてくださいとお願いしています。 各企業さんもそれぞれ倶楽部を持っています。たとえば「花まつさん」です。「花しましょ倶楽部」では花まつさんの社員「花 松子さん」と、一般の方々が伝言板で友人になってしまっています。 しかし倶楽部によっては、月に1件2件しか書き込まれていないところもあって、温度差があるのも事実です。まったく企業側が書き込まないのに増えていくのは、「よっぱらい倶楽部」です。飲み屋調査隊なるものが勝手に書き込んでいるのです。
「マンスリープレゼント」は、日本で一番大きな懸賞サイト「Chance it」が「未来倶楽部. com」を評価してくださって、リンクしていただいたおかげで、今月も現時点で450の応募があります。いいもの同士が結びつくことで、サイトはどんどん大きくなってくるようです。
制作サイドに情報は直結していて、企業をはじめ皆さんのメールでのご要望には、スピード重視で対応しています。「先用後利」の精神で、お客様の意向を察してダイレクトに吸い上げ、瞬時に盛り込めるような工夫を、今後もしていきたいと思っています。
富山の人はシャイなような気がしますが、アーティストからは、一番ノリのいい県だという話も聞きます。まず体験しないと、未来は見えないのです。富山の人には「先用後利」という先人たちのDNAが組み込まれている。怖がらず、インターネットを使って新しいものを作り出してほしいと思います。インターネットは出資も小さくて、影響は大きく、便利なものです。どんどん活用してください。 |
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