eビジネス研究会タイトル

eマガジン

■2000年7月3日(月)第13号

◆緊急レポート!(ネット接続定額サービススタート)◆◆◆◆

 先週の29日、NTT西日本の浅田社長が大阪市内で記者会見し、ネット接続定額サービスを今年度内に管内すべての市で開始すると発表しました。
 内容は30日付けの日経新聞などに掲載されています。

 このネット接続定額サービスは「フレッツ・アイ」の名称で現在、大阪府下全域で試験提供されており、ISDN利用者対象のインターネット接続(厳密にはIP接続)定額サービスのことです。
 このサービスがスタートしますと、利用者はISDNの利用時間を気にすることなく月額4500円で常時ISP(インターネットサービスプロバイダ)に接続することが可能となります。
 そうなるとインターネット人口の拡大や提供サービスの質・量の変化が誘引され、「eビジネス」を検討するにおいて、大きなインパクトになると思われます。

 そこで、急遽NTT西日本富山支店に伺い、この「フレッツ・アイ」の富山での展開についてヒアリングをしてきましたので、その内容をレポートします。
 お答えいただいたのは、営業部営業企画担当第二企画主査の福井康純さんです。

●「フレッツ・アイ」の概要を簡単にご説明ください。
○現在、ISDNを使ってISPに接続する場合は、同じ局内であれば3分10円のようにその接続時間に応じて通信料が課金されます。これを、接続時間には関係なく、月額固定料金で提供するサービスです。

●具体的な料金はいくらですか?
○今のところ通信料金として4500円を予定しています。このサービスはISDNサービス加入者を対象としたものですので、当然これ以外に基本料金が必要となります。

●加入には特別な手続きが必要でしょうか?
○ISDNをご利用いただいている方であれば、従来どおり窓口や116でのサービス変更申し込みでご利用になれます。また、Webでも受付します。申し込みにあたっては、2000円の工事費が必要となりますが、これは局内での接続変更工事なので、お客様のお宅にお伺いすることはありません。

●個人利用に限定するなどの利用者限定はあるのですか?
○ISDNをご利用になれる方であれば、一切制限はありません。

●このサービスはどんなISPでも接続できるのでしょうか?
○ISPがその利用者に対しこのサービスでの接続を提供しようとした場合、ISPの設備とこのサービスのPOI(接続ポイント)とを専用線で接続する必要があります。専用線の費用のほかNTTの設備使用料なども必要となりますので、コスト増になります。積極的な会員拡大や会員の退会防止などの、ある程度の目的を持ったISPがサービスを提供することになりますので、すべてのISPが接続することになるかどうかは、わかりません。ISPさん次第ということでしょうか。

●富山県でのサービスはいつごろ開始されるのですか?
○北陸では、まず7月25日に金沢市からスタートします。その後行政単位(市外局番単位ではなく)で順次サービスインすることになります。富山市は、10月頃を予定しています。今年度内(平成13年3月)県内のすべての市がカバーできそうです。郡部は未定です。
サービススタートにあたっては、計画が決まった段階でご通知することになると思われますので、今しばらくお待ちください。

IP接続サービス「フレッツ・アイ」http://www.ntt-west.co.jp/ipnet/ip/

このサービスについて、質問があれば「eさろん」事務局あて、メールでご質問ください。できる限りお調べしてお答えするとともに、みんさんにお知らせしたいと思います。
「eさろん」事務局:esaloon@micnet.ne.jp


◆スタッフ通信◆◆◆◆

 国内のインターネット利用人口は、6月中に2000万人を突破し、今後も増加の一途を辿りそうです。ただ、これは複数プロバイダー契約をしている個人を1人としてカウントした数値であり、先日通信白書で発表された数値の2700万人は単純にプロバイダー契約を合算した数値だそうです。
 いずれにしても、携帯電話の普及に伴い、どこでも手軽にインターネットを利用することが出来る時代となり、大変便利な世の中ですが、逆に覚えなければならないメールアドレスも次第に多くなってきています。
 会社用、個人用など複数台のパソコンと携帯電話を持ち、それぞれ違うアドレスを持っている人が私の周りにも多く見受けられます。今後はインターネットを利用した腕時計やカーナビ、さらには自宅の家電製品などにも普及し、それぞれがアドレスを持ち、用途に応じて必要となる時代がきそうです。
 私は会社用と個人用にそれぞれパソコンと携帯電話を持ち4つのメールアドレスがありますが、すでにもう“わちゃわちゃ”です。

引き続きご遠慮なくご意見やご要望、またご質問を「eさろん」事務局e-mail: esaloon@micnet.ne.jp までお寄せください。


◆第6回例会ご案内◆◆◆◆

■第6回例会
日時:平成12年7月13日(木) 18:30〜
会場:高岡商工ビル 4F
研究会:テーマ 「会計事務所が薦めるIT経営、E=CALL」
〜E=CALLから生まれた協業化ネット“リフォームネットとやま”そのビジネスモデル戦略〜
講師:リフォームネットとやま広報委員長
有限会社ガラステック 代表取締役 石黒正悟 氏

株式会社マスタック E=CALL 富山事務局
コーディネーター 幾島光子 氏
詳細につきましてはhttp://www.micnet.ne.jp/esaloon/の「例会のご案内」を参照願います。

■参加申し込み
ご参加の方は必ず、例会の出欠確認フォームで登録をお願い致します。
例会出欠確認はこちら http://www.micnet.ne.jp/esaloon/sanka.html
多数のご参加をお待ちしております。

入会されていない方は入会のご案内でお申込み願います。


◆第4回例会・研究会ダイジェスト◆◆◆◆

■例会・研究会ダイジェスト■
 平成12年6月8日(木)に開催した、第4回例会「eビジネス発想の原点」の詳細内容を「eさろん」のHPに掲載しました。
http://www.micnet.ne.jp/esaloon/digest.html


◆e−Event Information◆◆◆◆

■イベント・セミナー情報■
こんなセミナー情報がありました。

★ジェトロ富山ビジネスセミナー★
テーマ「インターネットで拡がるビジネス・チャンス」
〜欲しい情報はこうして見つける〜
内容1.米国大使館商務部のサービス概要
2.インターネットでの情報検索
3.やさしい検索のノウハウ、質疑応答
日時平成12年8月4日(金) 14:00〜16:00
場所富山県総合情報センター 204号室

詳細については http://www.micnet.ne.jp/esaloon/event.html

eビジネス関連のセミナー情報のご質問はこちらまでesaloon@micnet.ne.jp
さらに会員の方からのセミナー情報があれば、どしどしお寄せ下さい。


◆e−Business Report◆◆◆◆(第12回)

■県内外のeビジネスの現状■
★★★ ビジネス向けの宿泊情報満載サイト「旅の窓口(mytrip.net)」 ★★★
〜2000年6月現在で会員数40万人突破〜
〜わずか3ヶ月で新規登録会員10万人超の驚異の伸び〜

 いままで私どもスタッフではいろいろな旅のサイトを調べ、取材し、その中でも幾つかをビジネスレポートでご紹介してまいりました。そして旅行サイト関連の数の多さにも驚きを感じています。
 旅のサイトは、それぞれが宿泊施設数、宿泊料金、ツアー情報さらには海外情報などまで独自の企画(こだわり)を持って運営されています。
 そして旅行サイトに限らず、インターネットでビジネスを開始するに至った理由が、バブル崩壊を逆に契機ととらえ“何か新しいビジネスを起こさねば”との発想から検討された企業が多いようです。
 今回ご紹介する「旅の窓口(mytrip.net)」(東京都大田区)もバブルの影響を少なからず受け、1996年1月「ホテルの窓口」として営業が開始されました。  お話をお聞きしたのはマイトリップ・ネット株式会社、営業グループ・マーケティング課主任、辻本宗男さんです。

 現在の「旅の窓口」は日立造船の系列会社が「ホテルの窓口」として1996年1月から営業を開始したサイト。  当時コンピュータのアプリケーションシステムなどの構築に携わっていたが、バブル崩壊の影響もあり新しいビジネスへの取り組みを検討。そんな中でインターネットを利用したビジネス展開を企画し、どのようなコンテンツビジネスを立ち上げれば良いかを社員を含め真剣に議論を重ねる。釣具関連の提案、ゴルフ場の予約システム等いろいろなアイデアが提案された中で、当時、東京―大阪間の出張が多く、“泊まりたいホテルがなかなか予約できない”との理由から旅行サイトの企画を採用。
CAD・CAMなどネットワーク、DB関連のシステム開発も得意とすることや、インターネットビジネスと言う最先端の業種に面白さを感じ抵抗感なく事業を展開するに至った。

 開設当初は国内ホテル数86件、担当者3名でスタート。インターネットによる宿泊予約や新たな宿泊料金の割引手段として、マスコミ関係から注目を浴び、営業開始前日の夕刊から、早くも日本経済新聞を始め数々の新聞に掲載され話題となった。
 「開設以来、プロモーション活動は特に行わなかった。ヤフーへの登録やバナー広告を行なっては見たが、会員数の増大効果は見られなかった。」と辻本氏は語る。
 その後も多くの新聞・雑誌に取りあげられ、インターネット利用の普及度も合い重なり、16ヶ月後の翌年1997年4月にようやく会員登録数1万人を突破した。
 その後、1998年6月頃から定期的なキャンペーン企画をはじめとして、地図探索、乗り換え案内、宿泊先の天気予報、航空券の申し込みなど数多くのサービスを継続提供。その結果1998年3月頃から徐々に新規加入会員数が増えはじめ、1998年には新規加入会員約4万人、1999年度は9万人、2000年度の本年は6月度で既に10万人以上になるなど、驚異的な会員加入の伸びを記録し、現在の会員登録総数は40万人を有するサイトに発展した。

 旅行サイトの中で「旅の窓口」として他サイトとの差別化について、辻本氏は「特に差別化はありません。インターネットでの宿泊予約や会員の年会費、ホテル側の登録費用など全て無料ですが、今はどこのサイトでも同様なサービスを提供しています。強いていえば、ビジネスマン向きのサイトであり、ホテル名や宿泊価格の一覧を出し、見て頂くシステム自体、当社が日本で最初に行ったことでしょうか。」と話す。

 いろいろなお話を伺っている中、サイト運営に纏わることでこのようなこともお聞きしました。「当初はラブホテルと知らず宿泊先の情報を掲載し、当サイトから予約されたお客様が向かわれ、びっくりされクレームが入ったり、ホテル側がキャンセルを見込んで全部屋数以上の予約を受け付けオーバーブッキングとなり急遽こちら側で同等のホテルを提供したこともあります(笑)。インターネットならではの、いろいろなことが起きますが、こちらでは、営業開始間もない頃から『情報交換の広場(掲示板)』をいち早く開設し、実際に宿泊されたお客様からの投稿を大切な情報源として提供しています。そのようなお客様からのメールについては必ず返答し、ホテル側に対しても内容の良し悪しにかかわらずフィードバックを心掛けています。逆にそのような意見がホテル側から大変喜ばれています。」

 今後の企画展開については、お客様自らが、旅行プランの全てをこの「旅の窓口」利用によって予約可能になるように展開していくことが第一の目標。利用環境の面でも、一部携帯電話の標準メニューに登録済みだが、宿泊料金の決済についてはクレジット決済を導入しない。日本人は現金で支払う文化は決して崩れないしこのサイトはビジネスマン向けの予約サイトで出張の際の利用が多い。そのためクレジット決済を導入すると領収書など会社へ提出できないことも多いためあくまでも現地支払、現金決済を貫く方針である。

 ビジネスマン向けの旅に関する便利な機能満載のサイト。ぜひ、出張の機会に一度ご利用されては如何でしょうか。

「旅の窓口」http://www.mytrip.net/
(桜井)


◆e−Saloon Staff◆◆◆◆

★☆★ eビジネス研究会(eさろん) −−−−−−−−−−−★☆★☆★☆★

このメールマガジンはeビジネス研究会(eさろん)に、ご入会いただいた方に対して無料で配信させていただいております。

Eマガジンは毎週月曜日にリリースしてまいります。途中からご参加の方も、HPでバックナンバーを参照することが出来ます。Eビジネスに関するご質問、ご意見があればどしどしお寄せください。スタッフが「あなた」に代わり情報をお調べ致します。

ご意見・ご要望は、esaloon@micnet.ne.jp までお寄せください。

★☆★☆★☆★−−−−−−−−−−−−−ビジネス研究会(eさろん) ★☆★

eさろん事務局
株式会社インテック
ネットビジネス営業部
TEL:(076)444−1111(代)
FAX:(076)444−6626
http://www.micnet.ne.jp/esaloon/


BACKHOME