
- 2000年7月24日(月)第16号
- ◆スタッフ通信◆◆◆◆
- インターネットを利用して新たなビジネスを展開しようとすると、大きく分けて3つのやり方があります。1つは従来の取扱い商品とは全く違う別の商品やサービスを提供することで、新たなチャネルを作り上げるやり方。2つ目は取扱い商品やチャネルは従来のままで新たにインターネットでの商品販売をスタートするやりかた。そしてもうひとつは今までのものを全てやめて、新しい商品やサービスに切り替えるやり方です。
従来のやり方をeビジネスに切り替える時に、どこかにそれを乗り越えるためのハードルがあり、それをeラインと呼ぶそうですが、それをどう乗り越えるかが一番の課題となります。
そして、それを乗り越えるために大切なことは、インターネットの技術をどう使うかではなく、業務プロセスをどのようにネットワーク社会に適合させていくかにあります。
今はスピードの時代で検討や開発期間に半年を費やせば、すぐに大きく変わってしまう世の中です。コンパクトに立ち上げて、迅速にサービスを提供していくことが必要です。
引き続きご遠慮なくご意見やご要望、またご質問を「eさろん」事務局e-mail: esaloon@micnet.ne.jp までお寄せください。
- ◆第7回例会ご案内◆◆◆◆
- ■第7回例会
| 日時: | 平成12年7月27日(木) 18:30〜 |
| 会場: | タワー111ビル 21F |
| 研究会: | パネルディスカッション テーマ 「携帯情報端末が牽引する"eビジネス"の世界」 〜携帯各社の「eビジネス」市場に対する戦略の研究〜 |
| パネラー: | 株式会社NTTドコモ北陸 支店長 尾野 昭夫氏 北陸セルラー電話株式会社 副課長 平井 勝氏 |
- 皆様方の疑問を織り交ぜながら進行したいと思いますので、事前にご意見、ご質問等を「eさろん」事務局e-mail: esaloon@micnet.ne.jp までお寄せください。
- 詳細につきましてはhttp://www.micnet.ne.jp/esaloon/の「例会のご案内」を参照願います。
- ■参加申し込み
- ご参加の方は必ず、例会の出欠確認フォームで登録をお願い致します。
- 例会出欠確認はこちら http://www.micnet.ne.jp/esaloon/sanka.html
- 多数のご参加をお待ちしております。
- 入会されていない方は入会のご案内でお申込み願います。
- ■8月例会のお知らせ■
- 第2木曜日の8月10日の例会はお休みさせていただきます。第4木曜日の8月24日の例会は通常通り開催致します。
- ◆e−Event Information◆◆◆◆
- ■イベント・セミナー情報■
こんなセミナー情報がありました。
- ★ジェトロ富山ビジネスセミナー★
-
| 日時 | 8月4日(金) 14:00〜16:00 |
| 場所 | 富山県総合情報センター 204号室 |
| テーマ | 「インターネットで拡がるビジネス・チャンス」 〜欲しい情報はこうして見つける〜 |
| 内容 | 1.米国大使館商務部のサービス概要
2.インターネットでの情報検索 3.やさしい検索のノウハウ、質疑応答 |
- 詳細については http://www.micnet.ne.jp/esaloon/event.html
- ★ジェトロ富山カナダIT産業視察ミッション★
| 日時 | 平成12年10月1日(土)〜8日(日) |
| 場所 | トロント、オタワ、バンクーバー |
- 詳細については http://www.micnet.ne.jp/esaloon/event.html
- eビジネス関連のセミナー情報のご質問はこちらまでesaloon@micnet.ne.jp
さらに会員の方からのセミナー情報があれば、どしどしお寄せ下さい。
- ◆e−Business Report◆◆◆◆(第15回)
- ■県内外のeビジネスの現状■
- ★★★ 「.COM時代に求められるビジネスモデル」 ★★★
- 日経コンピュータ「創刊500号記念セミナー」
〜〜〜『ネット・ビジネスの戦略と実践』〜〜〜
- 今週は7月6日、東京国際フォーラムで開催された日経コンピュータ 「創刊500号記念セミナー」を受講したときのレポートです。テーマは、21世紀のIT技術と経営戦略に必須の『ネット・ビジネスの戦略と実践』で、各方面からトップのキーパーソンが招かれ実践的に解説されました。
今回は、発売3週間で10万部を突破した「ドットコム・ショック」の著者でもある、経営コンサルタント大前研一氏のセミナーについて報告します。
| 開催日時 | : | 2000年7月6日(木)10:00〜11:00 |
| テーマ | : | 「.COM時代に求められるビジネスモデル」 |
| 講師 | : | 経営コンサルタント 大前 研一 氏 |
- ネット銀行にeコマース、BtoCにオンライントレードと、ITビジネスが提供するサービスは着実に生活の隅々にまで浸透しつつあります。今、経済すべてがインターネット中心に動く「.COM時代」が日本を襲おうとしています。
現在のアメリカはサイバー社会のインターネットビジネスを一人占めし、空前の好景気に沸いています。一方、日本はというと、不況の真っ只中をさまよい「ドットコム・ワールド」にもなかなか飛び込んで行くことができず、「ドットコム・ショック」を受けているばかりです。
なぜ、日本はダメなのか?
たとえば、政府は国民の貴重な税金の大半を、旧体勢維持のため銀行やゼネコン救済に使ってしまいました。また、「ドットコム・ワールド」に入っていくために不可欠な規制緩和はまったくといっていいほどなされてきませんでした。日本は、「ドットコム・ワールド」に入っていく大切な時期に、お金を新しい世界のためにはほとんど使わず、古い世界の延命のために使ってきたのです。そして、規制緩和による大混乱をさけるため、政府は何も抜本的な規制緩和は行ってこなかったのです。
現在、インターネットビジネスの世界では、オンラインショップを初めとした、BtoCが注目を集めています。そのBtoCには3つの重要なポイントがあるとのことです。1つ目はポータルを押さえること、2つ目は決済を押さえること、3つ目は物流を押さえることです。これらの3つすべてを押さえて初めて、BtoCのインターネットビジネスとして完成したものになるそうです。
たとえば、オンライン書店のアマゾン・ドットコムは物流は郵便局を利用しています。また、オンライン買い物代行のピーボット・ドットコムはフェデラル・エクスプレスを利用しています。実際にIT先進国アメリカのオンラインショップでさえも、まだこれら3つのすべてを押さえている企業はないのです。逆をいえば、これら3つのポイントを押さえることができれば、BtoCの世界での勝利をグッと引き寄せることができるのではないでしょうか。
これからのBtoCのI/O端末は、パソコンだけでなく携帯電話やPDA、テレビ等に拡大していくと考えられます。インターネットビジネスが大きな産業になるためには、それが私たちの生活に密着したものにならなくてはなりません。そういった意味で、『無料化』という現象が起こる(一部ではすでに起きていますが)と予測されていました。つまり、インターネット接続はつなぎ放題、電話はかけ放題になり、パソコンは無料になる。さらに、有料サイトは無料サイトに取って代られるのです。
今やアメリカでは30%〜40%の『ディープディスカウント』は日常茶飯事となっています。逆に、それをしないと生き残れないような状況になっています。流通チャネルなどで既存のシステムを使わないため、こういったディスカウントが可能になっていますが、それが収益悪化をまねく原因となり、企業を苦しめています。それだけディスカウントしてしまうと、いくら流通チャネルを短縮しても、物流を他者に任せている限りは利益があがらないという状況になってしまうのです。
こうした状況から考えると、ポータル、決済、物流を押さえ、サービスの『無料化』、『ディープディスカウント』を実施することが「ドットコム・ワールド」で成功を掴むための近道と言えそうです。
日本はこれまでにも、黒船ショック、敗戦ショック、さらには石油ショックや円高ショックと何度も大きなショックに見舞われてきましたが、その度にショックに打ち勝ち、大きく飛躍してきました。
「ドットコム・ショック」にも正面から立ち向かい、打ち勝たなくてはなりません。「ドットコム・ワールド」の特性をよく理解し、適切に対応していけば、「.COM時代」を勝ち抜いていくことができるでしょう。
最近、私の家にもケーブルテレビが入り、インターネットを定額料金で常時接続できるようになりました。NTTのインターネット接続定額サービスも各地で順次開始され、インターネットはますます私たちにとって身近なものとなってきています。IT先進国のアメリカに大きく遅れをとっている日本ですが、大前氏によれば、重要なポイントのすべてを押さえている企業は未だないとのこと。「ドットコム・ワールド」を理解し、独自のビジネスモデルを見出せばチャンスをゲットできる可能性はまだまだありそうです。「.COM時代」の勝ち残り競争はこれからが本番といえそうです。
(高橋)
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