eビジネス研究会タイトル

eマガジン

2000年9月4日(月)第22号

◆スタッフ通信◆◆◆◆

 近い将来と言っても今年の秋から来年以降のお話ですが、AV機器や冷蔵庫、電子レンジ、エアコンなどの家電製品が携帯電話(携帯情報端末)などを介しインターネットにつながることで、ライフスタイルが大きく変わろうとしてきています。

 ご存知の方も多いと思いますが指先大で、低消費電力、10メートル以内を712キロビット/秒でつなぎ、デジタル機器同士をワイヤレスで結ぶ「ブルートゥース」という技術です。 東芝、ノキア、エリクソン、インテル、IBMの5社が中心となり開発され、すでに賛同企業は1800社を超えて事実上の国際標準になりつつあるそうです。この技術を使えば携帯電話がリモコン代わりとなって、ある料理のレシピをテレビからダウンロード、そのデータを冷蔵庫に送り食材をチェックし、自動的にスーパーに注文が届けられる。
 「ブルートゥース」の対応製品が登場すれば、携帯電話も今まで以上に機能アップして、携帯電話がないと生活に支障をきたす世の中になるかもしれません。

引き続きご遠慮なくご意見やご要望、またご質問を「eさろん」事務局e-mail: esaloon@micnet.ne.jp までお寄せください。


◆第9回例会ご案内◆◆◆◆

■次回例会のお知らせ■
次回例会の開催日時が変更になっておりますのでご注意ください。

■第9回例会■
日時:平成12年9月13日(水) 18:30〜
会場:タワー111ビル 21F
テーマ:詳細につきましては次回メールマガジンにてお知らせします。
講師:日本海ガス株式会社 取締役社長 新田 八朗氏

■参加申し込み
ご参加の方は必ず、例会の出欠確認フォームで登録をお願い致します。
例会出欠確認はこちら http://www.micnet.ne.jp/esaloon/sanka.html
多数のご参加をお待ちしております。

入会されていない方は入会のご案内でお申込み願います。


◆e−Event Information◆◆◆◆

■イベント・セミナー情報■
こんなセミナー情報がありました。

★インターネット活用セミナー★
日時平成12年9月11日(月) 14:00〜16:30
場所情報ビル3F大研修室(住所:富山市高田527)
講演「製造業にみるインターネット活用事例」
〜町工場の巨大なネットワーク「NCネットワーク」〜
詳細については http://www.micnet.ne.jp/esaloon/event.html

eビジネス関連のセミナー情報のご質問はこちらまでesaloon@micnet.ne.jp
さらに会員の方からのセミナー情報があれば、どしどしお寄せ下さい。


◆e−Business Report◆◆◆◆(第20回)

■県内外のeビジネスの現状■

★★★ 「住まいをより豊かに、そして快適さ、楽しさ、美しさを追求」 ★★★

ホームインプルーブメントストアー「Anna-Conna(あんなこんな)」

株式会社オスカーホーム

 株式会社オスカーホームでは9月14日(木)にホームインプルーブメント(HI)ストア 「Anna-Conna(あんなこんな)」を富山市掛尾町にオープンします。
 同社は、このHIストアーのオープンに際し、かなりの長い期間にわたり諸外国を視察するなどして、この業界動向などの調査をされたとお聞きしております。今回はその最新事情などを織り交ぜながら、当研究会の会員でもあります株式会社オスカーホーム HIストアー開発部 部長 河除 紀久雄さんからお話をお寄せいただきました。

●HIストアーをオープンさせるに至ったきっかけ
○そもそもHIとはホームインプルーブメントの略であります。日本語に意訳するならば「住まいの改善・改良」と言うより「住まいをより豊かにすること、快適に、楽しく、美しく」という意味で解釈したほうが良いと考えています。
この分野の産業が大きく欧米に比べて立ち遅れているわけで、逆にビジネスチャンスでもあると考えています。
また、「Anna-Conna」 のネーミングの由来については、住まいの「あんな風な、こんな風な、いいながいっぱいのお店」という一言からネーミングを致しました。

●HIストアーの概要、特徴
○屋内展示で350坪、屋外展示で500坪の広さのお店です。
場所は、富山市の南部中央卸市売場の近く掛尾町です。百円橋の359号線と41号線の交差点近く、カメラのキタムラさんの後ろ側です。
実際にお客様が「見て、触れて、聞いて、確かめて」という要素に、さらに「感動して」を加えてお店造りをイメージして造りました。

ヴァーチャルな世界でなく、実体験できるお店、五感で感じるお店ということです。
広さからするとHIストアというカテゴリーが日本においてほとんど存在しない、と言いきれるほどのマーケットでありますので、私どもの知るところでは今のところ店の広さだけは日本一の規模ではないでしょうか。
開店時間は9月14日(木)午前10時です。

●IT技術が先行していると言われる米国での最新事情や技術情報など
○狭い範囲でのIT情報ですが、、、私の知りうる流通業の世界ではものすごい革新が起きています。しかし一方ではIT革命などという言葉を意識すらしていないで世界のIT最前線でビジネスを展開している企業が存在する国がアメリカであると思われます。

A:アメリカの経済誌フォーチュンによると1999年世界の小売業上位500社の集計結果からは、勝ち組と負け組みが明確に表れています。これは近未来の日本の姿を彷彿させてくれる事象です。
1位ウォルマート(DS・WC):166,809百万ドル(17兆6817億円)
6位ホーム・デポ(HC):138,434百万ドル(4兆740億円)
7位アルバートソン(SM、DR):137,478百万ドル(3兆9726億円)
(1ドル=日本円106円レート換算)
あたりが勝ち組と見られます。

1位のウォルマート、6位のホーム・デポともにあのダウ・ジョーンズ30種に選ばれています。
前年伸び率はウォルマート19.8%、ホーム・デポ27.2%、アルバートソン134.2%とともに驚異の数字を示しています。
つまり、ウォルマートは1年で3兆5000億円の売上を増やしたわけです。実に世界12位のイトーヨーカ堂が1年間に売上げた金額よりも大きな額です。ちなみにウォルマートは2000年度、全業種総合分野でもあのGMを抜くことは間違いありません。

その成長の要因は何なのか?私どもはそこを最も知りたいわけです。

B:そこに見える共通項は何でしょうか?
・徹底的な改善・改良・改革の常に変化するスピリットであります。
・きわめてシンプルで分かり易いコンセプトです。
・ITはあくまでツールであり、まず何をするためにこんな技術が必要なのかを明確にしているようです。ITありきではなく目的ありき、改善・改革事項ありきであるようです。
・さらに現実的には、改善・改革なくして戦いに敗れるという厳しい競争状態があると見た方がよいと思います。
・しばしばインフラの整備が日本とアメリカでは違う、という話がありますが、必ずしもそうではないと思います。なぜなら例えば、ウォルマートはかなり昔から自前の通信衛星を3機も持っていました。

インフラの整備を待つのでなく、必要であれば自力で解決してしまうバイタリティがあるというエピソードです。
政府や州に頼らない自助努力がそこにあります。
現状を愁うるより現状でできることを解決する姿勢がうかがえます。

C:ITの問題、Eビジネスの問題を解く鍵はその辺にあるようです。 ・「必要が発明の母」ならぬ、「必要がITの母」であることをこのアメリカの成功事例は物語っています。たまたま改善・改革をすすめる手段がITであったということでしょか? 但し、アメリカでのパソコンに関しての素養は日本と雲泥の差があることは間違いないでしょう。アメリカ・カナダは、ホームレスが行政からメールアドレス与えられている国です。インフラのことを述べているのではありません。認知のレベルのことです。

一方、日本の資本家・トップ・ミドルマネイジメント層がパソコンの機能、ネットビジネスの可能性と現時点での限界、近未来像、未来像についての勉強が足りない人が多いようです。
そこに誤解が生じているようです。
缶コーヒーのCMにありました。
社長:「わが社もEコマースに賭けようと思う」
若い社員:「馬鹿言ってんじゃナイヨ、、、、」

「想念が物を造る」という言葉があります。
反面「想念の存在しないところに創造はありえない」ということも真理です。

 大変貴重なご意見を有難うございました。オスカーホームさんでは、今後のHIストアーの展開について、県内5店舗程度、石川県3、4店舗を予定されています。
従来の増改プラザにまして、新しいトータルコーディネートされた住まいの空間を是非ご覧になってみられたら如何でしょうか。

株式会社オスカーホーム 「 http://www.oscarhome.co.jp/
(特別寄稿:eさろん会員 株式会社オスカーホーム HIストア開発部 部長 河除 紀久雄氏)

(桜井)


◆e−Saloon Staff◆◆◆◆

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