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eマガジン

2000年9月18日(月)第24号

◆スタッフ通信◆◆◆◆

 先日、ある新聞で来店客が店員を介さずに料理を注文できるシステムの発表がありました。これは携帯情報端末を来店客に渡し、注文したい料理や数量を調理場に直接送信するしくみです。また精算時は携帯情報端末を自販機型レジに差し込むだけで計算したりもするそうです。このシステムを導入することで人員の再配置転換やオーダーミスの軽減等のメリットがあるとのこと。
 このシステムが直接、顧客サービスにつながるかは別として携帯情報端末を利用した屋内サービスをはじめ、地域密着型や全国向けのサービス等、ビジネスを含めた様々なシーンで今後実現し、飛躍的に拡大していきそうです。
 週末になると必ず行く居酒屋も近い将来、携帯情報端末で注文することになるのでしょうか?そうなると、たまに店員のオーダーミスでサービスしてくれる枝豆やマスターがおまけでくれる生ビールがなくなるのかな〜?

引き続きご遠慮なくご意見やご要望、またご質問を「eさろん」事務局e-mail: esaloon@micnet.ne.jp までお寄せください。


◆第10回(最終回)例会ご案内◆◆◆◆

■第10回(最終回)例会■
日時:平成12年9月28日(木) 18:30〜
会場:タワー111ビル 21F
テーマ:「先用後利 ネットビジネスは越中のお家芸ですよ」
講師:有限会社チャンスメーカー 代表取締役 大島 信彦氏
(未来倶楽部.com http://www.miraiclub.com/ プロデュース)

〜事務局より〜
 FMとやまでかつて放送されていた「キスしよう恋しよう」や、今の人気番組である「ForYou未来倶楽部」などをプロデュースされてきた大島社長です。
 この「ForYou未来倶楽部」は、FMとやまのオリジナル番組でありながら在京ラジオ局の制作者の中でも評判になっており、全国的に注目されている番組です。単なるラジオ番組ではなく、インターネットの特性を組み合わせたビジネスプロデュースとして注目を集めているのではないかと思います。
 大島社長のお話をお聞きになってみてはいかがでしょうか。

■参加申し込み
ご参加の方は必ず、例会の出欠確認フォームで登録をお願い致します。
例会出欠確認はこちら http://www.micnet.ne.jp/esaloon/sanka.html
多数のご参加をお待ちしております。

入会されていない方は入会のご案内でお申込み願います。


◆第9回例会速報◆◆◆◆

■第9回例会
日時:平成12年9月13日(水) 18:30〜
テーマ:「人、情報、カネ、モノの新しい循環」
講師:日本海ガス株式会社 取締役社長 新田 八朗氏

 昨日、GDPが2四半期連続の成長と報道された。ただし公共事業のカンフル剤があってのこと。国も、民間も「変わらなきゃ!」と感じている。「ではここで何をすべきか・・・」と考える時、「明治維新」に焦点をあてて、歴史に学んでみたい。

■明治維新に学ぶ

1868年:五箇条の御誓文
1869年:版籍奉還、横浜−東京間に電信敷設(翌年には電信がヨーロッパまで伝わる)
1871年:廃藩置県、郵便制度開始(新政府がコミュニケーションラインを大切にしていた)
1872年:東京−横浜間鉄道開通、「学制」の配布(教育を重要視)
1873年:第一国立銀行設立、12,558の小学校設立
1877年:第一回内国勧業博覧会の開催
1882年:日本銀行開設、その3年後統一通貨発行

*1871年:岩倉遣欧使節団(岩倉具視、木戸こういん、大久保利通、伊藤博文)日本の遅れは40年と言われた。近代国家の仲間入りのためには、国家のシステムづくりが緊急課題であり、時間がない。欧米列強のいいとこを採り入れ、真似するしかなかった。

 欧米の列強が日本を狙っている。新しい政府の指導者は鎖国時代に止まっていた「人、情報、カネ、モノ」をダイナミックに循環させようとした。電信の敷設、教育の普及を維新後15年で急速に図ったことは見事。現在の閉塞感を打開するには、今も「人、情報、カネ、モノ」を循環させることが肝要。だから明治維新に学ぶべきことが多い。

■今もキーワードは「人、情報、カネ、モノ」

視点1 中央から地方へ、政治の分権(地方政治が必ずしも民主主義的に動いてこなかった)
JC時代、私も「地方分権推進法」の制定に注力させてもらった。
チャーチルも言っているが、民主主義には手間がかかる。「IT」によって民主主義の低コスト化が実現できるはず。
視点2官から民へ、経済の分権(我々はお上やお役人に頼りすぎた)
税金としての国民負担率が50%近くになってしまった。
ゴミの処理を民間に委託することで低コストを実現。民間も育っている。
視点3男から女へ(男女共同参画などの法整備がされてきた)
多くの先進国の中で少子高齢化が進んだが、下げ止まらないのは日、独、西、伊。
偶然かもしれないが、かつてのファシズムの国家群。個人の権利、女性の権利が守られにくいのか。子供を産めるのは女性だが、21世紀には社会進出がますます活発になるはず。
視点4フロー重視からストック重視へ
冷戦構造が終わり、ヒューストンサミットで、環境配慮型の社会へ移行。
例 新築住宅(かつて日本は年間160万戸建設してきた)
 日本では年間100人に1戸、米国200人に1戸、英独400人に1戸。
 これからの日本の新築のあり方は変わるはず。
 資源の少ない日本としてはストック重視はありがたい話
例 地下資源はないが、地上資源は豊富(鉄は10億トン)

<人について>
◎NPO(Non Profit Organization)
 高齢者介護、演劇、街づくりなどの分野で、自分のやりがいを感じながら、働ける。新しいビジネスとしての展開もありえる。ボランティアは一時的だが、NPO は継続的。NPO一人ひとりの思いを繋げるのがインターネット。
◎雇用の流動化
 人が余っている地域と足りている地域がある。雇用のミスマッチを調整するのにもインターネットが有効。
◎教育
米国 今年中に公立学校の全教室にインターネットが繋がる。
日本 来年度に全公立学校にインターネットが繋がる。(全教室は2005年)理科や社会の授業の中で、インターネットが教室と世界を繋ぐ。

<情報について>
◎情報公開
 企業と市民と役所のパートナーシップは、まず相互理解から。
 そのためには情報公開が必要で、ITによって、多量の情報が低コストで入手できるはず。東京都ではメールで都民の提言を受け付け、ホームページに記載している。

<カネについて>
◎寄付金集め
 米国のNPOでは、一人5ドル以下の寄付で、ネットで数百万ドルを集めている。 
 金融ビッグバン以降、「ファイナンシャル・エンジニアリング」が大きな役割を果たす。ネットなしには不可能。合併もコンピュータ投資の効率化への対策。

<モノについて>
◎フィンランドの自販機
 フィンランドでは自販機に付いた電話番号を携帯から押すと、コーラが出てくる。代金は通信料と一緒に加算される。
◎アマゾン・ドット・コム
 同社の凄かった点は、商品の選択、発注、課金までをワンクリックにしたところ。しかし、2001年で資金ぎれの予想も。物流の効率化が不十分だったのでは。

■まとめ
 米国では、2004年には BtoB市場が約300兆円になるという。日本でも500万にのぼる中堅中小企業がインターネットをどう効率化するかで、新しい循環が始まるはず。明治維新になくて、今あるものは、「インターネット」。これをうまく使うことで、「人、情報、カネ、モノ」が一層、有効活用できるはず。


◆第8回例会・研究会ダイジェスト◆◆◆◆

■例会・研究会ダイジェスト■
平成12年8月24日(木)に第8回例会「21世紀ネットワーク社会を担う若 者達」を開催しました。
詳細内容は平成12年9月20日(水)に「eさろん」のHPに掲載します。
http://www.micnet.ne.jp/esaloon/digest.html


◆e−Event Information◆◆◆◆

■イベント・セミナー情報■
こんなセミナー情報がありました。

★第3回インターネット活用セミナー★
内容:てるくにでんき、繁盛の秘密
〜お客を離さないコンテンツ作りのノウハウ〜
講師:照国電機株式会社 専務取締役 堂国 秀隆氏
日時:10月13日(金) 14:00〜16:00
場所:情報ビル 3F大研修室(富山市高田527番地)

★人と企業のふれあい広場 ガイダンス&ビジネスフェア2000★
平成12年11月8日(水)・9日(木)

【雇用創出セミナー】
内容:「大好機時代」-21世紀への道-
講師:ジャーナリスト 嶌 信彦氏
日時:11月8日(水) 15:00〜16:30
場所:富山国際会議場

【ITセミナー&ディスカッション】
内容:「IT革命と21世紀のビジネス」
講師:ベンチャーキャピタリスト
デフタ・パートナーズマネージング・パートナー 原 丈人氏
日時:11月8日(水) 17:00〜18:30
場所:富山国際会議場

【ベンチャーセミナー】
内容:「事業を創る」
講師:グッドウィル・グループ株式会社 代表取締役会長 折口雅博氏
日時:11月9日(木) 13:00〜14:30
場所:富山国際会議場

セミナーの他、人材マッチング(合同就職面接会)・経営相談・ビジネスフェアが同時に開催されます。

主催:富山県ベンチャー企業等支援ネットワーク
お問い合わせ:人と企業のふれあい広場ガイダンス&ビジネスフェア2000事務局
(富山商工会議所内 Tel.076-423-1111)


★加速する日・米・東アジアのIT産業とeコマース★
開催:平成12年11月30日(木) 13:30〜17:00
場所 富山第一ホテル

講演1
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内容:「日本、米国を中心としたeコマースの現状」
講師:早稲田大学国際情報通信研究センター客員教授 前川 徹氏
日時:11月30日(木) 13:45〜14:45

講演2
内容:「韓国のIT産業とeコマースの現状」
講師:韓国通信インターネット事業団電子商取引チーム長 クーボン・チュル氏
日時:11月30日(木) 14:45〜15:15

講演3
内容:「中国のIT産業とeコマースの現状」
講師:中国電子商務雑誌社副編集長 薫学耕氏(博士)
日時:11月30日(木) 15:25〜15:55

講演4
内容:「台湾のIT産業とeコマースの現状」
講師:(財)資訊工業策進会電子商務中心主任 梁中平氏
日時:11月30日(木) 15:55〜16:25

詳細については http://www.micnet.ne.jp/esaloon/event.html をご参照 ください。

eビジネス関連のセミナー情報のご質問はこちらまでesaloon@micnet.ne.jp
さらに会員の方からのセミナー情報があれば、どしどしお寄せ下さい。


◆e−Business Report◆◆◆◆(第22回)

■県内外のeビジネスの現状■

<エッセイ>
★★★ 「eビジネス研究会(eさろん)」の今後 ★★★

 会員のみなさまのご協力のおかげで、この「eビジネス研究会(eさろん)」は、研究会10回開催とeマガジンを毎週お届けするというスタート当初のお約束を果たすことがほぼできそうで、スタッフ一同感謝しております。
 スタート当初は「ほんとに人が集まるんやろか」「毎週のレポートのネタは続くかな」などと不安でいっぱいでしたが、750名近いたくさんの方々のご賛同と毎回100名を超す研究会の参加をいただき、また会員さんからの寄稿もいただき、その不安は少しばかりの自信に変わってきています。あと2週間、慢心することなく最後までがんばっていきたいと思います。

 スタートして間もなく北日本新聞さんのウィークエンド経済にも取り上げていただき(ストーンズの石さんの紹介での取材でした。石さんに深謝!)、それを読まれた方の入会もたくさんありました。また、富山県経営者協会さまをはじめととして多くの団体さんに、この研究会の紹介をさせていただく機会をいただきました。
 そんなラッキーラッキーの連続でうまく流れを作れたのかな、と思っています。
 もちろん、各回のご講演いただいた講師の皆様には、心から感謝しております。

 先週月曜日に当社の関西地区本部主催のセミナーが大阪で開催されました。「中堅企業の経営とIT戦略」をテーマとしたセミナーで、私がこの「eさろん」の実践の事例も交えて基調講演を行いました。当日は名古屋を中心とした記録的な大雨の日で、大阪でも時折バケツをひっくり返したような雨にたたれており、スタッフ一同「こりゃ人が集まらんなあ〜」と覚悟をしておりました。ところが蓋を開けると、参加お申し込みいただいた70名近くの方がほとんどご出席され、大盛況のセミナーとなりました。これまで当社が大阪で開催するセミナーには多くて30名ぐらいしか集まらないのに、加えてあの悪天候の中での参加状況に、まさに日本経済を支える中堅中小企業のITへの関心の高さをあらためて実感しました。

 そういえば、最近IT関連のセミナーや講演会が目白押しに開催されているような気がします。もちろん時流を捉えたイベントをやろうとするとまず「IT」が挙げらるのは当然の流れなのですが、なによりビックリするのが、これだけ多くのセミナーや講演会がたくさんの人で満員になることです。中には参加応募が多すぎて会場を変更するケースも出ているようです。
 私自身もなんとか時間を作って、できるだけIT関連やベンチャー創業のイベントに参加するようにしています。各イベントでは、新たな情報や知識が得られたり、今まで目を向けたことがなかったような視点が発見されたりで、とても刺激が多いのですが、一方で「焦り」を感じることがあります。
 その「焦り」とは、自分の能力をはるかに超える情報の多さに、どのように処理していいのか解らないという戸惑いにも近いものです。いろんな方々のいろんな話を聞くと、ひとつひとつに納得させられます。しかし、そのひとつひとつが自己矛盾を起こす要因ともなるわけです。

 「IT革命」まさに緒についたばかりです。昨日の常識が今日の非常識というのが日常茶飯事的に繰り返されています。そんな中で21世紀ネットワーク社会に生き残る(勝ち残る)ための方向性を見出そうとするには、当たり前のことかもしれませんが、、周りの喧騒に惑わされることのない確固たる自己(個人、会社共)を確立することも重要なのではないかと思います。

 この「eビジネス研究会(eさろん)」は、この半年間みなさへの「情報提供の場」を活動のスタンスとして、できるだけ私達の主張が出ないように運営してまいりました。このような「情報提供の場」は、この狭い富山においても最近では毎週のように関連するセミナー等が開催されるようになり、10月以降もたくさんの企画が予定されています。私自身もいくつかの催しの運営にタッチしております。

 10月以降「eビジネス研究会(eさろん)」はどうするのか、との質問をよく受けるようになりました。それほどみなさまに関心を持っていただいていることに感謝しております。10月以降は「情報提供の場」のスタンスを、もう少し具体的な「eビジネスを研究する場」に発展させていこうかな、と思っております。
 どのような運営にするかは、現在検討中ですが、みなさまからもアイディアやご要望があれば、是非事務局あてにメールでお寄せください。

 いずれにしても、この「eマガジン」は週に1回は無理にしても、月に2回程度は引き続き発行し、みなさまへの情報提供とみなさま方のコミュニケーションの場としてお役立ていただけるようがんばっていきたいと思っています。

 今後ともご支援ご協力の程お願いいたします。

(eさろん事務局 岸 逸郎)

ご意見・ご要望は、esaloon@micnet.ne.jp までお寄せください。

★☆★☆★☆★−−−−−−−−−−−−−ビジネス研究会(eさろん) ★☆★

eさろん事務局
株式会社インテック
ネットビジネス営業部
TEL:(076)444−1111(代)
FAX:(076)444−6626
http://www.micnet.ne.jp/esaloon/


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