eビジネス研究会タイトル

eマガジン

2000年10月2日(月)第26号

◆スタッフ通信◆◆◆◆

 4月から続けてまいりました「eビジネス研究会(eさろん)」は、当初のお約束とおり9月をもっていったん終了させていただきます。
 おかげさまで会員数は750名を超え、研究会は10回で延べ1200人を超えるみなさまにご参加いただきました。
 期間中のご支援ご協力に深く感謝申し上げます。

 この「eビジネス研究会(eさろん)」を通して、私どももたくさんの方々とお知合いになることができましたし、会員のみなさま相互間で様々なネットワークが形成されたようにもお聞きしております。
 それらは、会員個々人においてもこれからの21世紀ネットワーク社会での重要な資産となることでしょうし、その集合体としての実体のない組織(この研究会がそうだと思うのですが)が実体としてのパワーを持つことであると思います。
 そういった意味で、表現は不適切かもしれませんが、この半年の活動は結果として21世紀ネットワーク社会での組織形成やビジネス創出などの側面で、みなさまといっしょに有意義な実験ができたのではないかとも思っております。

 これからのネットワーク社会でのビジネスにおいて、何よりも必要なのは、そのビジネスに参画する人みんなにロイヤリティが与えられることであります。
 この研究会の運営については、まず参加されるみなさまに何か得ていただくことに徹しました。まずみなさまに何かを得ていただき、その結果として私達も何かを得ることができるのであろうと思います。それは、くしくも最終回で大島社長がお話されたネットワーク社会での「先用後利」に結びつくものかもしれません。

 組織人であり企業人である私達には、常に実体としての結果が要求されます。
 この「eビジネス研究会(eさろん)」の活動につきましては、これまでの形での活動はいったんクローズさせていただきますが、もうすこし結果が具体的に見える活動を計画し、またみなさまにご提案させていただきたいと考えています。

 それまでの間、みなさまとの絆が継続できますように、不定期ではありますが、このeマガジンの発行を続けてまいりたいと思います。
 今後ともよろしくお願いいたします。

 半年間のご支援に重ねて感謝申し上げます。ありがとうございました。

(岸 逸郎)

引き続きご遠慮なくご意見やご要望、またご質問を「eさろん」事務局e-mail: esaloon@micnet.ne.jp までお寄せください。


◆eビジネス研究会 メルマガへのレポート◆◆◆◆

★ メルマガ(メールマガジン)の可能性 ★
 eさろん最終回の交流会で、ある女性のお話。「このさろんに参加してメルマガを知った。今、約20誌講読している」と。メルマガとは、発行マガジンリストから、自分が読みたいマガジンを選択し登録しておくと、発行者からメールが届くというしくみである。eさろんから届くこのメールも、メルマガである。
 その女性にとって、eさろんでメルマガに出会ったことが、eさろんからのとっておきのプレゼントだったのか、それとも”悪”のプレゼントだったかは別として、まさにメルマガには誰しもハマッてしまうのである。

 なぜハマッてしまうのか。
 1つは、知りたい情報が自分のメールボックスに、能動的なアクションを起こさなくても届くという、いわゆる「put情報」であること。(届くメールにはなぜか反応してしまう人間は私だけではあるまい)もう1つの理由は、メルマガ発行者との人肌感覚だ。情報は概して冷たいものだが、人気のメルマガには発行者の人となりがあふれ、その人肌の温かさが何とも心地よく、応援したくなったりもする。
「オプトインメール」というしくみが注目されたりしているが、私は大きな可能性を感じない。オプトインメールは、園芸、競馬、福祉問題など、それぞれの関心事を登録しておくと、それに該当する情報がメールで送られてくるものだ。しかし、これは中途半端である。オプトイン的なしくみには大きな可能性があると思うが、結局は発行者の顔や人となりがみえるメルマガ系に収斂していくのではないか。あの人からの情報が欲しい、とか、園芸でもバラのみの情報が欲しいということになりきりがない。

 さて、メルマガは特別な人のものだろうか?
 いや、そうではない。メルマガの講読はもちろん、発行も簡単である。メルマガ運営体の代表格である「まぐまぐ」( http://www.mag2.com/ )では、現在1万8千誌強発行されており、講読登録は2300万人(重複)を超える。中学生や高校生も数多く発行しており、富山在住者も100誌以上発行している。ちなみに私も「富山へぇ〜そうなんけ王国」など4誌を発行している。
 デジタルデバイド(情報格差)のことが問題となっているが、私は、インターネットは自立平等化ツールだ、と思っている。インターネットで、誰もがメディアを持つことができるようになった。強と弱、大と小、上と下が簡単にひっくり変える時代である。ビジネスでいえば、確かにネット的しくみは早いもの勝ちかもしれない。しかし、インターネットは、「個」の存在を明らかにし輝かせるツールである。
「個」の存在に早いもの勝ちはない。インターネットは、「自分人生資産」を蓄積し、次代に継承することを容易にした。ホームページは「待ちの情報」だが、メルマガというしくみで、自分人生資産をダイレクトに伝えることができるようになった。

 富山は人材立県をめざしている。人材が育つということは、社会性の中で「個」が育つということだと思う。112万富山県民すべてが自分の人生資産を持っている。小中学生も高校生も高齢者も、女性も障害者も。自分の人生資産を何か社会のために役立てたいというのが、メルマガの神髄である。私もささやかながらそのような気持ちでメルマガを発行しているつもりだ。富山県民全員がメルマガを発行するようになると富山も大きく変わるのではないかと思う。

 Eさろんに参加されてこのメルマガを読んでいるみなさん。
 今度はあなたがメルマガを発行してみませんか?
 「自分人生資産」を「地域社会資産」にするチャンスですよ。
 メルマガに関することなら何でもお声をかけてください。

特別寄稿
評価でまちづくり・知恵を共有交流するまちづくり
住みたい富山研究所
谷口 新一
http://www.exe.ne.jp/~npp/


◆第10回例会速報◆◆◆◆

■例会・研究会ダイジェスト■
第10回eビジネス研究会
平成12年9月28日(木)
テーマ:「先用後利、ネットビジネスは越中のお家芸ですよ」
講師:有限会社チャンスメーカー 代表取締役 大島 信彦氏
(未来倶楽部.com http://www.miraiclub.com/ プロデュース)
☆上記のホームページは読売新聞のホームページコンテストでメディア部門の大賞を受賞

■(有)チャンスメーカーの立ち上げ
何か作り出すメーカーになりたい。人にチャンスを与えていく人生を送りたい。そこから「チャンスメーカー」という会社を今年1月21日に立ち上げた。年度内に3つの事業を展開するが、その第一番目が、「未来倶楽部. com」である。

■「DJ&総合部長小川もこの 未来倶楽部.com」をラジオとリンクさせてスタート
今年4月からスタート、本日朝でオールページカウント60万ページビュー。ホームページ上にさまざまな倶楽部の部室を作り、皆さんの日常会話を沢山紹介する「伝言版」機能が特長。未来倶楽部のホームページ情報をFMラジオに載せるという企画。キーワードは「コミュニケーション」と「リサーチ」。
経営者がホームページに関して悩んでいる共通項を集約すると、見てもらえるホームページはどうすればいいのかに行き着く。「今の消費がどう動いているか」これをつかむため、人の意見が集約できて、いつでも人の話が見えるホームページを作ってみようと考えた。
「身近な感覚で未来を語ろうよ」というスタンスで、ラジオという媒体とホームページを組み合わせた。メディアミックスでありながら、低コストで、大きな効果を狙った。
通常は番組終了後、それをホームページに載せるのだが、未来倶楽部では発想を逆転し、ホームページの素材をラジオで流す。対個人を倶楽部にすることで、伝言板の危険度を払拭し、みんなでいい方向で進めるように工夫している。倶楽部の中で9月のランキングトップの倶楽部は、600件まで書き込みされている。
300年、400年と続いている売薬の「先用後利」というシステム、これをネットにあてはめてみた。掛け場帳がパソコンで、売薬さんがラジオのパーソナリティの小川さんであったり、倶楽部の部長であったりする。
インターネットでコミュニケーションのとり方がわからないという現状がある。一種の社会実験として、みんなでインターネットをまず触ろう、そして「今だ」という時に一気にビジネスとしても展開しよう、と支援してくれる企業に提案した。経営者さん同士のネットワークで「一緒にやろう!」と機運が盛り上がり、営業的にはたった1ヵ月でスポンサー12社が集まった。

■「未来倶楽部. com」の社会実験
完全に富山のローカルの「DJ&総合部長小川もこの未来倶楽部.com」であるが、放送分はインターネット放送でも聴けるようにしている。もこさんの全国のファンがこの放送をあとからリアルプレーヤーで聴いてくれる。だから倶楽部の4割は県外の方が運営している。東京−富山のスタジオをネットワークで結び音をとっており、富山のスタジオへ小川もこさんは月に1回だけ来るだけ。
私は、家業が農業なので、育てていくことが大切だという考えが身についている。「社員を育てているか」「お客さんを育てているか」「情報を育てているか」がこれからの経営のポイントになるのでは。
ホームページは、「伝言板」と「インターネット放送」だけでは始めたが、伝言板のおかげで、「カレンダー」を入れてはどうかとか、バックアップしている企業も紹介したら、と提案があって、バナー広告も始めた。「富山の表現するクリエーターも紹介してほしい」という声を受けて「ギャラリー未来倶楽部」を開始。街角のコネタを送ってもらう「iモード未来倶楽部」もこれからの拡大が期待できる。
各企業の倶楽部もある。「花しましょ倶楽部」では花屋さんの店員さんと、一般の方々が伝言板で友人になって、リアルの世界の店頭でも初対面から知り合いと、大きな成果をあげている。まったく企業側で書き込まないのに増えていくのは、「よっぱらい倶楽部」。飲み屋調査隊なるものが勝手に書き込んでいる。

■「未来倶楽部. com」今後の展開
富山県のママさん倶楽部や老人倶楽部など、いろんな倶楽部を足でまわって紹介したり、「こんな富山に住みたい」という幼稚園児の絵も載せていきたい。
スピードを重視している。できるだけダイレクトに情報を、瞬時に盛り込めるように今後も工夫していきたい。
富山発のホームページなので、富山のテレビ局、CATV、ラジオ、新聞などの媒体ともリンクを張っている。これからは公共交通機関情報、生活情報も盛り込んでいきたい。

■第2、第3の事業展開
10月2日に、「たった一日の街の情報」にこだわる新しいサイトをオープンする。10月2日の「フォーユー未来倶楽部」 を聴いていただいて、ホームページを見てほしい。その後もう一つ、インターネットなしではできなかった新しい商品を売り出す予定。これまで50万円だった商品を、ネットを使って5万円で購入できるというもの。11月の商工会議所のビジネスフェアで発表する。
この3つのサイトを柱に、代理店も募集して、全国的な展開を図っていく。

■まとめ
私達富山人には「先用後利」の先人たちのDNAが組み込まれている。怖がらず、新しいものを作り出してほしい。インターネットなら出資も小さくて、影響は大きい。BR>便利なものだ。どんどん活用してほしい。


◆e−Event Information◆◆◆◆

■イベント・セミナー情報■
こんなセミナー情報がありました。

★第3回インターネット活用セミナー★
内容:てるくにでんき、繁盛の秘密
〜お客を離さないコンテンツ作りのノウハウ〜
講師:照国電機株式会社 専務取締役 堂国 秀隆氏
日時:10月13日(金) 14:00〜16:00
場所:情報ビル 3F大研修室(富山市高田527番地)

★おらっちゃ大学★
パネルディスカッション
内容:「IT革命のゆくえ」
パネリスト:
富山大学 工学部知能情報工学科教授米田 政明氏
株式会社インテック ECビジネス企画部長石井 貞行氏
コーディネーター:おらっちゃ大学実行委員会委員長
株式会社日本抵抗器製作所 代表取締役社長 木村 準氏
日時:11月7日(火)14:30〜
場所:富山第一ホテル
お問い合わせ:〒930-0866 富山県富山市高田529(富山技術交流センター内)
社団法人富山県電子電機工業会事務局
TEL:076-433-8899 FAX:076-433-8898
e-mail:eiat@po.iijnet.or.jp

★人と企業のふれあい広場 ガイダンス&ビジネスフェア2000★
平成12年11月8日(水)・9日(木)

【雇用創出セミナー】
内容:「大好機時代」-21世紀への道-
講師:ジャーナリスト 嶌 信彦氏
日時:11月8日(水) 15:00〜16:30
場所:富山国際会議場

【ITセミナー&ディスカッション】
内容:「IT革命と21世紀のビジネス」
講師:ベンチャーキャピタリスト
デフタ・パートナーズマネージング・パートナー 原 丈人氏
日時:11月8日(水) 17:00〜18:30
場所:富山国際会議場

【ベンチャーセミナー】
内容:「事業を創る」
講師:グッドウィル・グループ株式会社 代表取締役会長 折口雅博氏
日時:11月9日(木) 13:00〜14:30
場所:富山国際会議場

セミナーの他、人材マッチング(合同就職面接会)・経営相談・ビジネスフェアが同時に開催されます。

主催:富山県ベンチャー企業等支援ネットワーク
お問い合わせ:人と企業のふれあい広場ガイダンス&ビジネスフェア2000事務局
(富山商工会議所内 Tel.076-423-1111)


★加速する日・米・東アジアのIT産業とeコマース★
開催:平成12年11月30日(木) 13:30〜17:00
場所 富山第一ホテル

講演1
VALIGN=TOP
内容:「日本、米国を中心としたeコマースの現状」
講師:早稲田大学国際情報通信研究センター客員教授 前川 徹氏
日時:11月30日(木) 13:45〜14:45

講演2
内容:「韓国のIT産業とeコマースの現状」
講師:韓国通信インターネット事業団電子商取引チーム長 クーボン・チュル氏
日時:11月30日(木) 14:45〜15:15

講演3
内容:「中国のIT産業とeコマースの現状」
講師:中国電子商務雑誌社副編集長 薫学耕氏(博士)
日時:11月30日(木) 15:25〜15:55

講演4
内容:「台湾のIT産業とeコマースの現状」
講師:(財)資訊工業策進会電子商務中心主任 梁中平氏
日時:11月30日(木) 15:55〜16:25

詳細については http://www.micnet.ne.jp/esaloon/event.html をご参照 ください。

eビジネス関連のセミナー情報のご質問はこちらまでesaloon@micnet.ne.jp
さらに会員の方からのセミナー情報があれば、どしどしお寄せ下さい。

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TEL:(076)444−1111(代)
FAX:(076)444−6626
http://www.micnet.ne.jp/esaloon/

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