病鳥の見分け方について



せっかく気に入って購入した個体が、何日かで落鳥という悲しいことにならないためには、病鳥や調子の悪い個体を見分ける観察が必要です。
なかなか簡単には見分けられませんが、購入時のチェックポイントを幾つか上げてみます。


羽毛を膨らませている個体。

 羽毛は寒いときなどにも膨らませますが、お店の室内で鞠のように膨らんでいる個体は病鳥の可能性が大です。

肛門の回りが汚れている個体。

 小動物にとって下痢は命取りです。健康な状態とはいえません。

鼻腔が汚れている個体。

 鳥も風邪をひいたりすると、くしゃみや鼻水がでます。

持ったとき軽い個体。

 手乗りヒナを選ぶとき手に取ってみて軽く感じる個体は、弱っていることが多いです。私も一度経験しましたが、軽いなあと思いながらも元気が良かったので飼って帰ったヒナを落鳥させたことがあります。犬やネコを選ぶときのように堅太りした個体の方が元気がいいようです。

その他、生気がない個体。

 直感的に「元気がないなあ」と思う個体は購入を控えるべきです。見た目の印象は結構当たります。





Copyright(c)1997 Yoshihiko Kojima