餌について



インコの餌はペットショップなどで売られている植物種子主体のもので良いと思います。ヒエ、アワ、キビなどが配合されています。掃除は少し大変ですが殻付きのものの方がインコの嘴のためにも良いでしょう。 私はひまわりの種や麻の実、カナリアシードなどもブレンドしてあげています。あと、青菜やボレー粉、塩土などのサプリメントもあげましょう。


餌の種類を目的別に分類すると以下のようになります。


主食

 ヒエ、アワ、キビなどをブレンドして売られているインコの餌

高脂肪種子類

 ひまわりの種や麻の実。あまり与えすぎると肥満になりますので、運動量なども考慮して与えすぎないようにしましょう。

青菜類

 ビタミンなどの補給に小松菜やハコベ、大根の葉など。

サプリメント

 カトルボーン、塩土、ボレー粉など。カルシウムやミネラルの補給に不可欠です。

 鳥にとって綺麗な飲み水は不可欠です。特に夏場はすぐに水が腐ってしまうのでこまめに毎日取り替えるよう心がけると良いと思います。うちの鳥達は、餌を水の中に落としてしまうのですぐに汚れてしまいます。


そのほか餌に関することで気が付いたことをまとめてみました。

餌入れの場所

 餌入れの場所にも気を使う必要があります。止まり木の真下やブランコの下などは上から糞が落ちるので、糞が入らない場所を選ぶ必要があります。市販の鳥かごなどは餌箱の位置も決まっていますが、付属のもの以外に付け足すときなどは考慮が必要です。水入れについても同じです。

家を空けるとき

 長期間家を空けるのはなかなか難しい難しいですが、かつて一週間程度は家を留守にしたことがあります。餌を2〜3カ所に分けて満タンに補給しておきます。鳥達にはちょっとかわいそうですが、餌は全て「むき餌」にします。むき餌だと満タンに入れても上から順番に食べていけますが、「殻付き」の場合、上の方はたべた殻ばかりになってしまう可能性があります。あと、水も2カ所程度用意しておきます。冬はだいたいこれで大丈夫だったです、ウチの場合。夏場は水が腐るので鳥たちには過酷ですが、それでも1週間は家を空けた経験があります。そのほか、こぼした餌も拾えるように「糞きり網」を外して置いたりしても良いかも知れません(ウチはそこまではしていませんけど)。

餌の保管

 我が家では鳥たちの主食である殻付き餌は、一袋5Kgのものを購入しています。お米を入れる5Kg容量のタッパーみたいのがあるので、それに保管して湿気や劣化を防いでいます。梅雨時から夏場にかけては、カビの発生なども考えられるので湿気対策は必要です。特に「むき餌」を使用する場合、鳥が直接食べてしまうのでかびが生えるとモロに鳥に影響するので注意が必要です。






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