鳥の年齢について



インコ・オウム類は他のペットに比べて長寿であるといわれていますが、大型のオウム類は別として、小型から中型のインコはヒトよりは寿命が短いものです。 セキセイインコで約8年、ラブバード類で10数年、中型インコ類で20年くらいの寿命といわれています。大型のインコやオウムでは50年以上ともいわれています。 成鳥になるにはセキセイインコで半年くらい、中型以上のインコで1年から2年です。


ヒトとインコの年齢対比表

ヒト

セキセイインコ

中型インコ

約17歳

1歳

1歳

約25歳

2歳

2〜3歳

約30歳

3歳

4歳

 

約35歳

4歳

5〜6歳

約40歳

5歳

6〜8歳

約45歳

6歳

8〜9歳

約51歳

7歳

10〜11歳

約58歳

8歳

11〜13歳

約66歳

9歳

13〜14歳

約78歳

10歳

14〜15歳


はたして鳥類はどれくらいの寿命なのでしょうか。飼育下の記録ですがテンジクバタンの85年を筆頭にかなりの長生き記録が残っているようです。特に大型のオウム・インコ類は寿命が長いと言われますが、一生を共にできるペットの素質を十分持っているようです。


飼育下での最長寿命

種類

飼育年数

テンジクバタン

85年

キバタン

82年

コンゴウインコ

63年

ソデグロヅル

61年8ヶ月

コシグロペリカン

61年

ダルマワシ

44年4ヶ月

ルリコンゴウインコ

43年

エミュウ

42年

オオバタン

41年8ヶ月

モモイロペリカン

41年

タンチョウ

36年

オオワシ

31年6ヶ月

オオサイチョウ

24年

フンボルトペンギン

21年6ヶ月

マクジャク

18年11ヶ月

矢島 稔編著「動物園へ行きたくなる本」参考

林 寿郎編「飼育ハンドブック」参考





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