「ああっ女神様!」

アニメ作品です。このアニメは見た事がなく原作のマンガも読んでませんでしたが、インターネットなどで面白そうな気がしてました。観終わった感想としては予想以上の出来でした。ただ残念だったのは劇場の音響設備が悪かったのか音が悪く、台詞が聞き取りにくいところがありました。女神のベルダンディーと大学生のコウイチの想いがよかったです。



「i am sam」

出演:ショーン・ペン、ミッシェル・ファイファーなど
いやー、泣きましたね。凄くよかった。ショーン・ペンの演技はさすがだし、女の子もよかった。知能に障害のある父親は養育出来る権利があるのかないのか。子育てには何が必要なのか。教育か、愛情か。理詰めに攻めてくる検事側が腹立たしく思いますが、多分検事側にしてもやりにくいかも知れません。ショーン・ペン自身は決して悪い人間ではないと分かってるでしょうから。犯罪をくり返してどうしようもない人間なら悩む事もないのですが。今の社会は法律で守られているし、整備もされている訳ですが、ともすれば人間の感情をないがしろにしてしまいがちになる事もある。人間の心を大事にしないといけないな、思いました。



「アイアン・ジャイアント」

アメリカのアニメ作品です。アメリカのアニー賞という言ってみればアニメのアカデミー賞を九部門制覇したそうです。取れも渋みのあるいい作品でした。待っていたかいがありました。宇宙から“大きな子供”アイアンジャイアントが落ちてきて主人公の少年ホーガスと触れあい、観客を感動させます。この作品ははやめにDVDがでるそうなんでこれも愉しみです。



「AIKI」

さわやかで楽しく、感動できるいい作品でした。せっかくボクシングの試合に勝ったのに、帰り道一時停止を無視した車に追突し、新人王はおろかボクシングをあきらめなければいけなくなり、ふてくされ投げやりになった主人公が、合気道に出会って生きる意味を取り戻していくストーリーで、ジメジメしたところも無く変に重くもなく楽しく観れると思いました。主人公を演じた加藤晴彦もよかったし、脇のともさかりえや原千晶、桑名正博などの演技も良かったと思います。それと監督の演出もなかなか上手くて、特に冒頭の怪我をするところまでの前置きというか説明の部分が短い時間できっちりしてあって良かったです。
(2003/4/13)



「アイズ・ワイド・シャット」

監督:スタンリー・キューブリック
出演:トム・クルーズ、ニコール・キッドマン
巨匠キューブリック監督の遺作です。あと、実生活でも夫婦である二人が主役というのも話題です。
まずR-18ということですが、そんなに凄い?シーンはありません。もしかしたら話題作りの意味があるのかも知れません。作品のできとしてはそんなに悪く無い、と思います。しかしいらないところがありそこが残念に思います。いらないシーンとは仮面パーティーのところでそれに附随する部分もいらないと思いました。この部分がある事によってサスペンスドラマ的な要素が加わってしまってます。それにどうしても仮面パーティーのシーンがあると「O嬢の物語」と比較したくなるし、比較したら「O嬢」の方が雰囲気もあるし。もっと主役二人の絡みが多い方が良かったと思います。
ニコール・キッドマンは美しかったです。



「逢いたい」

心に傷を持った少年たちがいろいろ衝突しながら傷を癒していく話です。廃校になった校舎で、少年たちが合宿して心を通わせていきます。大学受験に失敗し家出した女子高生も今まで胸にしまっていた事を一気に掃き出す事ができ、現実に立ち向かう事が出来るようになっていきます。自分の出生の秘密も明らかに出来たし、自然の中で過ごしたのもよかったんでしょう。
監督の生まれ故郷での撮影という事で、気持ちは分かりますが編集に必要のないシーンがあったりして、それが残念でした。
(2003/11/25)



「I want you」

出演:レイチェル・ワイズ
姉と二人で暮らし言葉を喋れない14歳の少年と、異常に弟思いの姉、過去に殺人を犯し出所して街に戻ってきた青年、レイチェル・ワイズ演じる女性が主役です。
エルビス・コステロのナンバーが印象的です。青年の「I want you」は良く分かるんですが、レイチェル・ワイズの「I want you」が本当は誰なのかが良く分からなかったです。youは自分自身なのか。それとも昔の事件からただ逃げたいだけなのか。



「アイリス」

アルツハイマーになった女性作家の話で、若い頃を演じたケイト・ウィンスレット、歳とった頃を演じたジュディ・ヂンチが熱演していています。特にジュディ・ヂンチは本物のアルツハイマー患者に見えました。アルツハイマーになった妻を看病する年老いた夫の苦労といら立ち。疲れ果てて放り出したくなるけど、愛してしまった以上そんな事は出来ない。後半妻の横で寝ている時に「数多い男友達の中から勝ち取ったのに....。」というちょっとキレたシーンがありましたが、正直な感想だったんだろう。結婚する前から嫉妬などを抑えてきて初めて本音をいったんじゃないだろうか。ホント、愛している人があんなふうになるのは辛いだろうなぁ。夫婦愛が素晴らしい映画でした。
(2003/5/2)



「アインシュタインの脳」

日本の杉元という大学教授が永年の夢である“アインシュタインの脳”を一目見る為、アメリカに渡り右往左往する姿を描いたドキュメンタリー映画です。一念岩をもとおすとはこの事をいうんですね。つたない英語で(といっても自分はもっとしゃべれませんが)むこうの人とやり取りする姿は可笑しくもあり、本当に好きなんだなぁと思わせます。約60分の小品ですが、いい作品だと思いました。もっともこれを2時間見せられたらきついかも知れませんが。



「アヴァロン」

監督:押井守
人狼、Broodとバックアップが多かった押井監督久々の作品です。実写、CGとごちゃ混ぜの映像です。実験作のような雰囲気で、エンターテイメント性はちょっと薄いですが、面白かったです。「甲殻機動隊」に影響を受けて創られた「マトリックス」に対する押井監督の回答ともとれました。アヴァロンという一部の人間を廃人においこむゲームにのめり込む主人公。アヴァロンとは何か?明確なテーマがなかった分、エンターテイメント性に欠けるところもありましたが、その分いろいろ想像を掻き立てられます。



「OUT」

夫から暴力を受けていた西田尚美が旦那を思いあまって殺し、職場の同僚の倍賞美津子、原田美枝子、室井滋が巻き込まれてっていう話です。殺された旦那は死んで当然といった感じですが、奥さんの西田尚美もこれまたどうしようもなくバカというか無責任で、室井滋はこれまたバカ。原田美枝子はまともだけど冷徹で人情味がなくて、倍賞美津子はまともだし人情も厚いが、お金に困ってるという事で、いってみれば持ちつ持たれつの関係なんだけど、全体的にはバカばっかりって感じです。4人の中心人物は原田美枝子なのはいいんですが、西田尚美と室井滋のウェイトはもうちょっと少なくてもいいんじゃないかと思いました。原田美枝子と倍賞美津子がメインで、他の二人は途中でフェイドアウトした方がストーリーが絞れて中盤のかったるさが無くなったんじゃないかと思います。あとはもうちょっと辛口の方がよかったかな。それと倍賞美津子の演技がちょっと時代がかり過ぎるように思いました。たぶん50代かせいぜい60代の設定だと思うけど、その年代であんな言葉を使う人がいるとは思えないなぁ。



「青い炎」

招かざる客を完全犯罪になる様に殺し、その秘密を知られた同級生を事故に見せかけて殺す。その手口とその後の対応があまりにお粗末というか、それでは行き当たりばったりに見えてしまいますが、サスペンス映画ではないみたいなのであまり問題にはならないのかな。17才の怒りと焦り、苛つきが引き起こす悲劇といったところかな。ストーリーや脚本はよかったと思いますが、残念なのは主役の二人の演技で、少なくとも上手くはないですね。二人に比べると鈴木杏は上手いですね。作品的に求められるのはスター性ではなく、繊細な演技だと思いますのでもっと演技力のある俳優が演じて欲しかったです。
(2003/3/28)



「青い夢の女」

監督:J.J.ベネックス
出演:ジャン・ユーグ・アングラードなど
J.J.ベネックス久々の作品で、主演は「べティー・ブルー」のジャン・ユーグ・アングラードとあっては、「べティーブルー」を愛する者として観ずにはいられない作品です。雰囲気的にはどちらかといえば「DIVA」っぽい感じで、妙な間があって、ところどころにコメディーみたいな部分もあり、ベネックスらしい作品といえると思います。しかし、間違っても「べティー・ブルー」的な物を期待して観るのはやめた方がいいかもしれません。ストーリー的には、えらく強引にハッピーエンドに持ち込んでいて、まじめに考えるとアホらしくなってきますが、いろんな形の愛や、性的な興奮の仕方があって、それが行き過ぎた夫婦にジャン・ユーグ・アングラードが振り回されるとところだと思います。まぁ、振り回された結果、心の奥に刺さっていたトゲが取れてめでたく恋人と上手くいったんだから文句も言えないだろう。この作品のキーワードはフロイトの精神分析学なんだろうけど、フロイトの夢判断はどんな事でも性の事に結び付けるんで、アホらしいと思ってますが、ベネックスはこの作品でアホにしているのか、それとも逆なのかそれが気になる。自分はアホにしてると思ったんだが。



「赤い橋の下のぬるい水」

監督:今村昌平
出演:役所公司、清水美砂など
噴水。潮吹きなんてもんじゃないです。余りにも凄すぎて笑えます。SEXシーンは結構あって清水美砂の表情などを見ていると結構エロチックなんですけど、噴水のおかげでエロス映画にはなってません。面白い作品です。作品的にはファンタジックなコメディーだと思います。特にいえばファンタジーの方が強いですね。旅先で運命の人と出会う。この映画みたいな出会いを夢見る人って結構多いんじゃないかな。



「アカルイミライ」

現代の若者の虚無感や未来が見えない苛立ちなどが良く描かれていたと思います。オダギリジョーやうだつの上がらない(少なくとも一般的には)藤竜也の演技も良かったです。若者の虚無感といいましたが、最初の方の工場のオッサンを見ていると温度感は違うけど心に隙間があるのは一緒なのかもしれません。若者は自分のテリトリーに入られるのを嫌うし、オッサンの方はおかまい無しにズケズケと断りも無しに入り込んでくる。どっちがいいかは分からないけど、それぞれが理解不能の生物に思えるのは仕方の無い事なのかもしれません。浅野忠信は自分の未来を見いだせずにクラゲに未来を託し死ぬ事を選び、オダギリジョーは何とか未来を見いだす事が出来たということなのかな。しかし、最後の高校生達を見ているとアカルイミライは無い様に感じてしまう。
(2003/6/6)



「アザーズ」

出演:ニコール・キッドマン
とにかく映像とキッドマンが美しい作品です。ストーリーはこういったらなんですが、あまり気にしないでもいいと思います。それと映像の感触が昔の映画、特にヒッチコック作品と似ていてクラシックでかなり雰囲気がいいです。



「あずみ」

ストーリー的にはいいと思いましたが、上戸彩の殺陣がへなちょこで、千葉真一のところで1年ぐらい特訓してから撮影に入った方がいいんじゃないかなと思いました。まぁ、演技もあまり良くなかったけど。それとしゃべり方が今の高校生か中学生みたいでこれも勘弁して欲しかった。後、細かいところの演出がちょっと凝り過ぎでもうちょっとサラッと描いてくれて方が良かったと思いました。オダギリジョーなど脇の人は良かったと思いますし、2時間半という長めの上映時間の割には短く感じましたのでイロイロと問題もありますが、まぁまぁ良かったと思います。
(2003/6/13)



「アタック・ザ・ガスステーション」

今かなり好調を維持している韓国の作品です。もうちょっとメリハリがあった方が良かったと思います。リズムがちょっと単調で中だるみを感じてしまいました。出だしのつかみは良かったと思いますが、ただ単に登場人物が増えて騒ぎが大きくなるだけで、アクセントにかけてる気がしました。強盗と長い時間を過ごしているうちに変な仲間意識が生まれるのが面白いかな。



「アニバーサリーの夜に」

出演:ジェニファー・ジェイソン・リーなど
結婚6年目を迎えた女優と作家の夫婦の記念パーティーの様子を描いている作品です。女優やら映画監督やら作家が集まってのパーティーの中、一組だけお隣の普通の夫婦が参加していて、観客である自分がもしそういうパーティーに参加したら多分あの夫婦みたいに浮いてしまうんだろうなと思わせてくれます。
表では人当たりよく取り繕っても裏ではそうよく思っていない。表と裏でもいろんな人間模様に悲喜交々。大変ですね。



「あの子を探して」

妻が病気で1ヶ月の休暇を取る教師の代用教師として山奥の寂れた村にきた13歳の女の子が、家計が苦しい為に町に出稼ぎにいった腕白坊主の教え子をなんとか連れ戻す話です。教師とはいえ13歳の女の子だからそんなに世の中の事を知っているはずはなく右往左往しながら、また教え子と協力しながら町にいき、町ではその頑な意志で町で行方不明になった子を探し当てます。その姿のなんと健気な事。「頑張れ!」と声を掛けずにはいられません。
しかし、資本主義を取り入れて豊かになったといわれる中国も一歩奥地にはいると信じられないくらい貧しい環境なのがとても印象に残ります。それと町で行方不明になった男の子が2、3日で顔つきが無邪気な顔からすれた顔になっていたのも印象に残りました。



「アパッショナート」

精神に障害を持つ青年が人妻に恋をする話です。そう聴くと何やらHっぽい話を想像しますが、残念ながらそういうシーンは出てきません。青年は精神に障害を持つといっても人に危害を加えたりという事はなく、逆に繊細すぎるが故に自分を傷つけてしまう人間です。人妻にひたすら手紙や花束を送り続けますが、その手紙の内容といったらまるで詩のような出来で人妻に恋焦がれる気持ちを書き綴ってあります。人妻とその夫は青年と交流を持ち、なんとか青年が良くなるように手助けするのですが、やはり、ある種無理のある関係が長続きするはずなく、人妻は夫と共にいなくなり、青年は耐えられずに暴れてしまいます。最後に現実的な人生をおくれそうなシーンがあって青年を救っていると思われます。



「阿弥陀堂だより」

日本の美しい風景を人生になぞらえた、美しい作品でした。風景も美しいしそこに住む人々の心もまた美しくてなんだか無くなりつつある在りし日の日本の素晴らしさを後世に残してると思ってしまいました。出演している俳優陣の演技も素晴らしく、特に北林谷栄がよくて、涙が出そうになりました。樋口可南子も落ち着いた中にも華があって良かったです。ストーリーは無医村の過疎化の進む農村に引っ越してきた寺尾聡と樋口可南子の夫婦が村の人々との日々のふれあいを淡々と映し出したもので、盛り上がりといえば病気の女性が入院したところぐらいですが、映画に引き付けられていた為か、時間が短く感じられました。
映画の主役は樋口可南子と北林谷栄だと思いますが、精神的に疲れていた樋口可南子が、北林谷栄に元気をもらい立ち上がっていく姿が大筋なんだと思いました。



「アメリ」

監督:ジャン・ピエール・ジュネ
なかなか素敵なファンタジーでした。まわりの人にちょっかいを出して幸せにして心が汚い人には意地悪をする。相手に反応するリトマス紙のような感じなのか。ちょっと違うか。手の込んだ作戦で一目惚れした青年に近付くのはいいけど、そこから先にはなかなかいけなかったりする。二人とも今まで他人と向き合った事がないからかな。結局ストレートに青年がぶつかって上手くいきます。そして最後にスクーターに微笑みながら相乗りしてるところがよかったな。



「アメリカン・ヒストリーX」

監督主演:エドワード・ノートン
エドワード・ノートンが大熱演の作品です。この人いい俳優ですね。演技は上手いし、いろんな役に挑戦してます。話の内容は人種問題の話です。黒人を殺害した白人至上主義のノートンが刑務所での出来事により人種差別やそれまでの自分がいかに馬鹿馬鹿しい事やってたと反省し、出所後自分と同じ道を歩んでいた弟をなんとかして方向転換させたが、最後でその弟があんな目に.....。人種差別の根の深さ、憎しみは憎しみをよび、幸せになる事を許さない。



「アメリカン・ビューティー」

出演:ケビン・スペーシーなど
一見普通のアメリカの中流家庭が、実は壊れていて、ケビン・スペーシー演じる旦那が壊れて最後に死んでしまう話です。壊れてくというより、本当の自分を取り戻していくと思いましたが、世の中それでは上手く回らないのでしょう。誤解によって殺されてしまいますが、もしかしたら旦那にとってそれ程不幸な死に方ではなかったのかも知れません。最後に家族が揃った写真を見て微笑むことができたのですから。



「アモーレス・ぺロス」

メキシコの映画で、全編スペイン語の作品でした。3話のオムニバス形式でそれぞれの話の登場人物が交差しあうのがいいですね。まぁ、これはオムニバス形式の作品の常套手段ではあるけど、この作品の場合は上手く作ってあると思いました。ヘタな作品だとまったく意味がない登場の仕方だったり、逆に見え見えだったりしますし。ストーリーは報われない恋に悩んだり、人生の絶頂を味わってたのが思わぬ事故で挫折したりと1、2話とも思い通りにならない人生に苦悩し、イラつく姿を描いているのに対して、3話では思い通りにいかず人生を捨てていた殺し屋のオジサンが、新しい人生を歩みだします。こういう終わり方にする事で「人生は捨てたらダメだよ」といってるんだと思いました。



「アレックス」

モニカ・ベルッチとヴァンサン・カッセル共演の作品で凄く観たかった作品です。恋人をレイプされた男が復習するというストーリーですが、面白いのはテープを逆回しの様に物事の終わりから映画が始まる事です。観る前にどんな映画か知ってたので驚いたりはしませんでしたが、知らなかったらかなり引き込まれたと思います。また、通常のエンドロールがオープニングで流れているのが凝ってます。始まりの残虐なシーンとエンドのモニカ・ベルッチの幸せそうな顔との対比が起きた事の重大さを表してると思いました。
(2003/9/10)



「アンジェラの灰」

監督:アラン・パーカー
出演:エミリー・ワトソン、ロバート・カーライルなど
貧困生活続きで、地獄のような生活。その中で逞しく育つ少年。ピューリッツァー賞を受賞した小説の映画化だそうです。アメリカからアイルランドに渡ろうが、どうしてもマトモな生活が出来ない。それというのもどうしようもない夫のせい。赤ちゃんの出産祝い金もせっかく貰った失業手当もお酒に使ってしまう。なんとか職にありつけても二日酔いでクビ。まったくもってダメ男です。でも絶対暴力は行わないし、シラフの時は子供達に面白い話をする憎めない男。そんな男を演じさせれば世界一のロバート・カーライルがいい演技をしてます。そんなダメな夫に連れ添う奥さんのエミリー・ワトソンもいい演技してます。



「アンブレイカブル」

列車の大惨事から唯一助かった(しかも無傷で)ブルース・ウィルスと生まれる前から怪我ばかりしているサミュエル・L・ジャクソン。列車事故のニュースを聞いて二人は接近するが、そこには大きな裏が......。割と気をひくストーリーだと思ったけど最後がちょっと呆気無い終わり方だったと思う。サミュエル・L・ジャクソンはコミックマニアの役柄で、その世界にどっぷりと使ってる人間ならありえそうな話かもしれない。