95年からフィアットパンダ・セレクタに乗っています。今まで7台乗ってきましたが、一番気に入っています。

まず第一に、スタイルおよび内装のデザインが良い所だと思います。

基本的に直線しか使ってないわりに薄っぺらく見えない。(昔の日産のデザインとは随分違う)

確かに安っぽいんだがそれがどうしたと思わせる雰囲気。さすがは天才ジウジアーロの作品である。(ちなみに、ウーノとプントも傑作だと思う)

15年以上も経っているのに、まだまだ魅力が衰えない!

第二に、室内が広くてとても解放感があるんです。

直線が基調になっていてしかも絞り込んでいないため、肩や頭の方がゆとりがあります。自分の車はダブルサンルーフ仕様なのでサンルーフを開けると、文字どうり青空天井で太陽の光が降り注ぎとても気持ちが良いです。自分はこの解放感が好きで真夏でもサンルーフを開け、窓を全開にしています。(もちろんその時はエアコンは使っていません。)

そしてシートが良いんです。何が良いのかと言うと座り心地はもちろん、シート地がとてもお洒落で、さすがはイタリア産です。間違っても高級ではないんですがシックなんです。これは国産車には望むべくもありません。

パンダに乗っていて気が付くのはとことん無駄なスペースが無いという事です。以前シガレットソケットに二股のソケットを付けようとしたんですが、これがもう付かない、付かない。純正パーツに最適化されていて、少しでもパーツを小さくしてできるだけスペースを広く取ろうとしている努力が伺えます。

イタリアの人はデザインを分かっている!

第三に、エンジンが良いんですね。何が良いかと言うとエンジンの回り方が気持ち良いんです。スペックでは、50PSちょっとと軽4並みですから、決して速くは無いんですが、とにかくアクセル操作に対してリニアに反応してくれます。そのため自分がコントロールしているという感覚が強く、遅いけどスポーティーな気分にさせてくれます。

また、国産のエンジンはたしかに高回転までスムーズに回るんですが、ともすれば無機質的で、回しても全然面白くなかったりしますが、このエンジンはいかにも回っているんだぞ、と自己主張してくる為、運転している方もガンガン回してエンジンに応えたくなってきます。

車はスペックじゃ無いと言うのが理解できます。

第四に、足回りがいいんです。何がいいのかと言うと、軽快感があるんですね。グリップの限界は低いんですが、スポーティーで車に乗せられているんじゃ無く、自分がコントロールしている感が強いんです。これが大事なんです。

いくら速くても運転じたいがつまらないと飽きてしまいます。

最近1回目の車検を受けました。予想どうりといえば予想どうりだったんですが、結構掛かりました。車検前に運転席側のパワーウィンドウが壊れたんで、その修理費用も入ってるんでしょうがないかな。

車検の間、国産の4ドアセダンの代車に乗ってたんですが、つまんなかったですねぇ。良くこんな物に乗ってると思いました。ろくなシートじゃないからすぐ腰が痛くなるし。パンダに乗ったらホッとしました。


つい最近ですが、サンルーフから雨漏りしてるのに気付きました。よく見るとサンルーフのキャンパスの縫い目がほつれていて多分そこから雨漏りしているんでしょうね。

それからマフラー付近からビビリ音がしてきました。マフラーのどこかが外れてるのかも知れません。どちらにしても一回ディーラーに見てもらわないといけませんね。それからどうするかを決めないと。マフラー交換するなら純正品以外の物に換えるっていう手もあるし。

しかし、今まで順調に来てただけに「あらら」って気分です。ディーラーにマフラー診てもらいました。で、結果は後部のタイコの内部がダメになっていて交換しなくてはいけないといわれました。ある程度は予想していましたが、ちょっと痛い出費ですね。とりあえずというか、またやってもうたというか、純正品を止めてアンサのマフラーを注文しました。といっても後部だけですが。

マフラー交換しました。詳しくはここを。

しかし、また問題がでてきました。ミッションからオイル漏れが発見されました。なんかここんとこ次から次に不具合が出てきています。根気よく治していくしかないです。トホホ。

まだミッションのパーツがきません。そうこうしてるうちにオイルが減って適正値から下がらなければいいけど。早く来てほしいなー。

マフラーは最近やっとこなれてきたのか、いい音出してきました。特に中低速域のときの音が好きです。

やっとオイルもれの修理が出来ました。メータースピンドルという部品がダメになっていた様です。といってもどういう物かは分かりませんが。修理代も思ったよりもかかりました。でも全快になったのは嬉しいです。今まで頭のどこかに引っ掛かっていましたから、これから気持ちよく運転出来ます。まぁ、今までも気持ちよく運転していましたが。

今回の代車は昔のかっとびスターレットでした。この車は小さいし、車重も軽いしマニュアルだったんで面白かったんですが、やっぱり1日で飽きてしまいました。設計自体はパンダよりスターレットの方が新しいはずなんですけど、なんだか古臭い車って感じでした。やはりもともとのデザインの差でしょうか?

フロントスピーカーにアドオンツィーターをつけたいです。後ろにもつけているんですが、そのせいか、音場がどうしても後ろになってしまっています。そこでフロントにアドオンツィーターを上に向けてつければ音場が前の上の方に向くはずで、理想的な音場に近づく事ができると思います。そんなに高い物をつけなくてもいいはずなんだが。

9月頃から少しずつは漏れて来てました、この冬を前に雨漏りが酷くなって来ました。アァー、どうしようかなぁ。ディーラーで治すと高くつきそうだし、かといってテープなどで応急処置をしてもまたすぐダメになりそうだし、雨ぐらいなら持ちそうだが雪にはとても持ちこたえそうにもない。第一見た目が悪いしなー。

もしかしたら接着剤でうめればうまく行くかも。ゴム系の物を使えばサンルーフを畳んだ時でもひび割れてこないかも知れないな。

ニフティーで縫い目がほつれたところをステッチャーで縫い治すという方法があるそうです。問題はうまく自分で縫えるかということだ。あんまり自信はないなぁ。

結局今冬は縫い合わせるのは諦めて、ほつれたところにテープを貼ってしのぐことにしました。しのげるかどうかは分かりませんが。なぜかというと縫い合わせるステッチャーがどうも手に入りそうにもなかったからです。季節柄スポーツ用品店にはアウトドア用品が置いてなかったです。春になったら縫い合わせる予定です。


くもタイアをスタッドレスに替えました。まだ雪がふる様子もありませんが、寒くて凍えた状態でタイア交換するのが嫌だったためです。このスタッドレスタイアは3シーズン目で今シーズン履いたら交換する予定だし。交換後のステアリングインフォメーションは、やっぱりスタッドレスですね。ハンドルが軽いのはいいけど、手ごたえが全然ない。

パンダ追突されました。止まっている時に後ろからガツンとやられました。自分自身の怪我はありませんでしたが、パンダの方がキズをおってしまいました。パッと見た感じではリアバンパーとテールランプだけだと思っていましたが、車屋に持っていったところテールゲートやボディーにも影響が出ているという事で板金も必要だといわれました。まぁ、今回は相手が100%悪いという事で修理費は全て相手持ちなのはいいですが、しばらくパンダに乗れないのが寂しいですね。

で、代車はトヨタのビスタという4ドアセダンですが、これがなんともつまらない車です。いろいろスウィッチがありますがどれがどれだかよくわからない。

やっとパンダが修理から返って来ました。やっぱりパンダっていいですね。代車に乗った後はいつもそう思ってしまいます。しかし、リアバンパーだけ新しく綺麗なのは妙ですね。それから修理や点検に出したらいつもボディーが綺麗になってくるのはいいです。

最近、アライメントが狂っている様な気がします。どうしようかな、アライメントの調整じたいは2万位で出来る様ですが、タイヤが古いまま調整してもあまり意味がないし、かといって今のタイヤの溝はまだまだ充分にあるし。これを機会にタイヤサイズを細いのにする事も考えてもいいかな。今のサイズはちょっとオーバーサイズかなと思います。

タイヤをスタッドレスからノーマルに戻し、また、ノーマルを純正のミシュランのMXTからピレリのP-3000に変更しました。サイズは155/65/13から145/70/13にサイズダウンしました。サイズダウンするのは結構悩みましたが今のところ成功したと思います。また、ピレリのP-2000を注文したんですが、すでに世代交代していたんでしょう。感想は、まぁ、ごく普通のグレードですから特にスポーティーとかっていうのではありませんが、スタッドレスから変えたということもあり滑らかです。サイズダウンの影響からかハンドルも軽くなり、軽快感も増したようです。

それからアライメントは大丈夫みたいです。

エンジンオイル交換しました。同じBPですが、今回は安めのオイルにしました。というか今まで使っていたオイルが良すぎていたというか。どちらにしても新しいオイルは気分がいいです。

ついにパンダにカーナビを取り付けました。機種はソニーのコロンブスGPX-V5という一体型で持ち運び出来るタイプです。値段は5.5万円で中古か何かでそれなりに上手い買い物だったと思います。とりあえず県内のあまり知らないところに行ってみましたが、なかなか正確に場所を表示するみたいです。

40500Kmでエンジンオイルを交換しました。前回交換したときとのインターバルは3000Kmです。今回も前回と同じBPのアルテッツァ10-40Wにしました。このオイルは値段もそんなに高くないし感触もあまり変化しませんでした。モチュールなんかも興味ありますが、何せ高いですし、近所に取り扱っている店もないし。まぁ、パンダには勿体ないオイルかもしれません。そういえば先日初めて水温計のインジケーターが点灯しました。ちょっと焦りました。渋滞でクーラーをガンガンかけてたからしょうがないかなと思いますが、ここら辺が国産車と同じに乗れないところです。とりあえずファンは回ってるし、ラジエター液のレベルも問題ないようなので大丈夫でしょう。でも、ちょっと気持ち悪いです。

コロンブスGPX-V5 ATC

やっとステアリング交換しました。ATCの黒と青のコンビネーションです。直径は35cmで前の33cmと比べるとハンドルの軽さが段違いです。それと心持ち雰囲気がシックになりました。ハンドルが軽いって良いことです。取り回しが全然違います。うん、やっぱり適度な軽さっていうのは重要ですね。

さらに久しぶりにエアクリーナーのクリーニングを行いました。そんなに汚れてはいませんでしたが、たまにキレイにすると気持ちいいもんです。

それからモデファイを考えてます。フロントディスクローターとパッド、それにショックアブソーバーを交換しようかなと思ってます。

長い間、考えていたブレーキ関係のモデファイをついにおこないました。フロントディスクローターがRSローター、パッドがコレクションというお店のチタンブレーキパッド、リアドラムが有名なメーカーであるブレンボにしました。残念なのはリアライニングも交換予定だったのがちょっと金具が違うということで取り付けできなかったことですね。まぁ、純正で付いていたライニングもほとんど減っていなかったのでよしとしよう。

で、交換した感想はとてもよかったですね。制動距離がどうこうというより踏み心地がとても気持ち良くなりました。代金を掛けたかいがあるというもんです。

スタッドレスタイヤからノーマルタイヤに交換しました。しかし、なんとノーマルの方に釘が....。おいおいまたか、これで2度目だ。P-3000にする前はそんな事なかったのに。相性が余りよくないのかな。取りあえず修理だけして様子を見よう。

カーショップで診てもらったら貫通してなかったそうなのでホッとしました。

5年目の車検が終わりました。同じ車を2回通すのはパンダが初めてです。今回は5年目という事もあって大幅なメンテをしました。

まずエンジン周りでは、タイミングベルト、テンショナーベアリングの交換。オイル、水関係は全部取り替え。点火プラグはコレクションから取り寄せたゴールデンロッジというのに交換。エンジンマウントも交換する予定でしたが、部品がなかった為取り寄せ中、後日交換になりました。

足周り関係では、ショックアブソーバー、フロントサスブッシュの交換。ブレーキホースをステンメッシュタイプに交換しました。ショック、ブレーキホースはコレクションから、ブッシュはカルトから取り寄せました。

そんなこんなで金額は約24万円かかりました。後日交換予定のエンジンマウントや取り寄せパーツ代を含めれば30万円を越えてますね。

しかし、かけた価値はあると思います。これでまた気持ち良くパンダに乗れるんですから。今回、特に上手くいった事はショックとブッシュの交換ですね。ショックはモンロー、ブッシュは強化型に交換しましたが、とても乗り心地がよくなりました。交換する前はなんというかなまくらな印象でした。交換後柔らかいのは今まで通りですが、違うのはなんというかビシッと骨太になった感じです。ディーラーから帰る途中楽しくてしょうがありませんでした。それにくらべると代車のサニーは楽だけどなんとも退屈な車でした。いい車なんですけどね。

今回使った部品。

冬の準備ということでタイヤをスタッドレスに換えました。今まで履いていたブリザックは4シーズン履いていたので新しいのに交換しました。以前軽に乗っていた頃に履いていて好印象だったミシュランを選びました。軽の時はM&Sで今回のはマキシアイス2というミラーバーンに気を使ったという物です。まぁ、効くかどうかは雪がふるまでは分かりませんが、乾燥および雨天時の感じではゴムがとても柔らかいなぁ、です。M&Sはオールシーズン履いていてもいいかなと思いましたが、このタイヤはそういう使い方が出来ないと思います。ミラーバーン対策を謳ったタイヤではしょうがないですね。でもM&Sの方が好みでしたね。

ナルディーコンペ サブウーハー 永井のプラグコード
チアレのツィーター

それと一ヶ月前ぐらいにハンドルを換えました。ナルディーのコンペテッションというウッドタイプです。中古だったので6000円でした。ウッドは触り心地がとてもいいです。

サブウーハーを追加しました。それに伴って調子の悪かったCDチェンジャーを買い替え、アースラインを増設しました。低音がきっちりでるようになり、土台がしっかりした事により中高音も良く鳴るようになりました。

またアースラインを増設した事によりエンジンのアイドリングが安定して回り方も滑らかになった気がします。

フロントのアドオンツィーターをPASSからSEC(チアレ)に変更しました。これでサブウーハー以外は全部チアレに統一しました。音色が統一されてさらに音を楽しめるようになりました。

12月の上旬、以前からガタ付きの多かったワイパーを修理しました。アームの取付部のギザギザが殆ど無くなっていたのが原因だそうで、パンダによくある故障だそうです。ボディー側のモーター部と一緒に交換となりました。


約6年半乗ったパンダを手放す事になりました。パンダ自体調子がよく、ちょっともったいない気もしました。次の車を取りにディーラーに向かう時、心寂しくて、なんか慈しむように運転をしました。ディーラーに渡した時もパンダが寂しがってるような気がして心苦しかったです。

多分、パンダ以上に記憶に残る車は無いような気がします。次の車もイタリア車で同じくスモールカーですが、パンダとは良くも悪くも違います。パンダはワンアンドオンリーです。