2002年蜃気楼の出現記録


2002.6.4更新

名所見たさに遙々来たが、待てば出ないし帰れば出るし、ほんにしんきな蜃気楼..


3月26日(火)
(13時10分頃から
夕方まで)

Bクラス
春型の蜃気楼
午後1時過ぎから黒部市生地、富山市側の両方に今年初めての蜃気楼出現。
白っぽい帯状の逆転層が高月から新湊にかけて現れ海岸線が沈んで見えた。
海水面上がバーコード状にキラキラ光っていた。生地沖では船が大きく伸びて
いた。2時過ぎ黒部方向で「浮き」が上に長く伸び垣根のようにも感じた。4時
頃には再び生地方向の家並みが数分間大きく伸びて見え瞬間的にはAクラス
に匹敵。
4月15日(月)
(11時30分頃から)
90分間
Cクラス
春型の蜃気楼
富山及び黒部両方向に出現。黄砂の関係で霞んで見え、船の蜃気楼良かった。
4月22日(月)
15時20分頃から
日没まで)
Cクラス春型の蜃気楼
午前中から少し変化し始めていた。富山、黒部両方向とも蜃気楼状態が観測
された。滑川から新湊にかけて白い帯状の逆転層が長く表れキラキラ光る波の
蜃気楼や船の伸びなどが見られた。夜7時頃から30分ぐらい今世紀初の夜の
蜃気楼
が、草島から新湊にかけて出現、火力発電所周辺のライトが上に伸びて
たり2つに見えたりした。夜の蜃気楼は大変珍しい。
4月29日(火)
(午後から日没まで)

Cクラス
春型の蜃気楼
午後から断続的に成長しそうでなかなか変化仕切れない状態。4時過ぎから1
時間位、経田及び石田海岸から富山岩瀬から新湊にかけて、橋の橋梁のように
出現。しかし、魚津海岸では草島の火力発電所がのびて見えるだけ。
17時頃から高月から草島まで、全面的にバーコード状及び大橋になる。日没で
暗かったのが残念。夜7時頃からしばらく夜の蜃気楼。(日中なら今日はA)
5月3日(金)
(13時すぎから
16時50分まで)

Aクラス
春型の蜃気楼
13時すぎから生地、富山両方向に出現。ガスがかかり薄いものであった。
14時30分から断続的に2回3分ぐらいずつ家並みが大きく全面的に伸びた。
16時30分水橋付近海面変化。16時40分から10分間生地から石田海岸まで
家並みが逆転したり、護岸堤が白い壁のように、また、生地鼻先付近ではワニが
口を大きく開けたように反転した。
6月4日(火)
(18時30分すぎから
19時すぎまで)

Aクラス
春型の蜃気楼
昼はなかなか出現しなかったが、夕方には夜の蜃気楼が現れた。新湊や富山市
方向に夜景が浮かび上がり、照明が2重3重に見え幻想的なパノラマを写しだした。
時間は短いが鮮明さの点でランクA。