98年蜃気楼の出現記録


98.10.1更新

名所見たさに遙々来たが、待てば出ないし帰れば出るし、ほんにしんきな蜃気楼..


4月4日(土)
(12時から10分間)

Dクラス 春型の蜃気楼
滑川から富山市岩瀬方向にかけて、しばらく出現したが
まもなく消えた。
4月5日(日)
(11時40分頃から1時
15分頃まで)

Bクラス 春型の蜃気楼
滑川から富山市草島方面にかけて、バーコードのように
帯状につながり、また、黒部市生地の鼻先灯台方面も、
防波堤が沈んだり、沖合では小舟が何隻も倒立したり、
伸びて見えた。蜃気楼の出現を知らせる花火も、12時
20分頃打ち上げられた。
4月11日(土)
(15時30分頃から17時
頃まで)

Dクラス 春型の蜃気楼
富山方向のアルペンスタジアムの照明灯が伸び始め、
白い逆転層は水橋から新湊まで高いものが確認され
た。また、浜黒崎の松林も伸びた。
生地方向も、その後防波堤が伸び、鼻先灯台の左側の
伸びが顕著であった。17時頃には家並みの屋根の部
分の三角が尖ったように成長した。
4月12日(日)
(14時30分頃)
Dクラス 春型の蜃気楼
黒部市生地方向に少し変化が見られた。新聞報道では
70%の予報だったが、北よりの風が強かったため残念
でした。
4月20日(月)
(11時30分頃)
Dクラス 春型の蜃気楼
水橋方向に薄い逆転層ができた。
氷見方向では、タンカーが倒立した(Aクラス)。
生地方向では、海面上のブイが伸びた。
4月22日(水)
(11時頃)
Dクラス 春型の蜃気楼
11:00頃から数十分間生地の灯台の上部が細長く伸
びてみえた。午後富山方向にも多少の変化が見られた。
4月23日(木)
(11時50分頃から14時)
Cクラス 春型の蜃気楼
曇り空だが気温は25度北よりの微風有り。最初、生地
方面の護岸堤が伸びて変化。海面も伸び灯台も歪んだ
12:20浜黒崎から新湊にかけて海上(水平線の下)に
白い帯状の壁がつながった。12:50頃ポツリと雨が降
った。草島火力の煙突が歪む。ほとんど陽がささない曇
り空なのに、よく出現したものだ。
5月1日(金)
(10時30分頃から30分)
Dクラス 春型の蜃気楼
10時30分から30分間、まず黒部市立野方面が変化し、
その後、生地の灯台付近で出たり消えたりの状態だった。
護岸堤の左が高く、右が低くカーブした。風が強かったため
安定せず、数分以上同じ状態が続かなかった。
予報は南の風のフェーン現象で最高気温26度なのに、こ
の時間、魚津では北の風でした。午後には、南の風に変わ
った。
5月6日(水)
(12時30分頃から16時)
Bクラス 春型の蜃気楼
最初生地方面がビル状群になり五色になった。14時半頃
再び家並みが伸びた。15時頃には防波堤が沈みはじめ、
その後沖合の漁船群が変化し、何隻も倒立したり、伸びた
りした。また、船の後に続く波が二重になる波の蜃気楼が
ナイアガラ瀑布のようなバーコード状の壁になりキラキラと
海上に橋が架かったようだった。船はAクラス。富山方向は
最後まで出現しなかった。
5月17日(日)
(8時50分頃から10時30
分)
Bクラス 春型の蜃気楼
8時50分から10時30分頃
初め水橋方面に現れ、その後生地も変化した。生地沖では
4艘の船が蜃気楼にになった。
9時15分頃から水橋、草島、新湊方面とつながりバーコー
ド状になった。スポーツドームも伸びたが、全体として長く安
定して続くことはなかった。一時的にはAクラス並。
5月23日(土)
(1時10分頃から10分間)
Dクラス 春型の蜃気楼
13時10分から10分間。生地灯台付近。先端がブロック状
になり、灯台の右方向は低いビルディング状になった。灯台
も伸びたり縮んだりしていた。
6月26日(金)
(9時30分頃から1時間)
Dクラス 春型の蜃気楼
生地方向に出現。護岸堤が伸びた。
梅雨に入っているので希なケースですが、過去にも大雨の
後、出現したことがある。
7月2日(木)
(9時頃からしばらく)
Dクラス 春型の蜃気楼
生地方向に出現。護岸堤が伸びた。(宮川政昭氏確認)
7月3日(金)
(9時頃からしばらく)
Dクラス 春型の蜃気楼
生地方向に出現。護岸堤が伸びた。(宮川政昭氏確認)
10月1日(木)
(1時頃から1時間)
Cクラス 春型の蜃気楼
滑川から新湊・氷見方向にかけて高さは低いが、くっきりと
したバーコード状のものが出た。新湊沖の船も変化し、一時
的に3段に重なって見えた。天気は薄曇り。