![]() 最近では東京や大阪の方にも登録いただいていまして、ネットビジネスへの関心の高さを伺うことができます。本日は80名のご登録をいただいていますが、最近ではご登録いただいていない方も「やっぱり来ました」ということで、当日参加していただいています。皆さんお忙しい中、時間をやりくりしてお越しいただいていることに、感謝しております。 ITについは先般の「沖縄サミット」、あるいは「IT戦略本部の設置」などで、具体的な動きがでてきたように思います。富山県でも審議会、研究会が立ち上がり、団体でのセミナーや講演会も活発化しています。私は電子電機工業会のある委員会のお世話をしていますが、そこでは「IT革命、その影と光」ということでパネルディスカッションが行われたり、技術開発財団では研究会が開かれたり、また北陸経済連合会などでもこうした会が発足しています。今日プレスリリースしましたが、郵政省の電気通信審議会の中に、「IT競争政策特別部会」という部会が設置され、その委員に当社の社長である中尾が就任いたしました。通産省でも同じ動きがでているようです。このようにITに関して受ける情報が多くなればなるほど、情報の整理は自己責任できちんとやる必要があるのでしょう。その感覚を研ぐと同時に、情報が正しいかどうかを判断できるための知識も必要になってきます。そういった意味で私どももできるだけのご支援をさせていただきたいと思っています。 さて、本日は「21世紀ネットワーク社会を担う若者達」ということで、4名の若いパネラーの皆さんに来ていただいています。本日会場にお越しいただいている北陸電力の谷口新一さんから、若者達に発言の場、アピールの場を提供してはどうか、とご意見いただきまして、今日代表者として4人の方に来ていただきました。 私の甥も、大学在学中に自分で会社を創ってしまいまして、ソニーの下請けでソフトウェア開発の仕事をしておりました。ところが「就職したくない」と言いだしました時には、私はそれもいいと思っていたんですが、母である姉は困ってしまいました。結局今年、ソニー・コミュニケーション・ネットワーク(ソネット)に内定をもらったという連絡が入りました。私は「凄い」と思いましたが、今度姉は「ソニーの子会社ではないか、上場もしていない」というのです。固定観念があるのです。よく考えてみますと私たちも日常、既存の概念の中からITを見ているということがあります。 今日ご紹介する20代のメンバーは、こうしたネットワーク社会が当然というの中で、勉強し、社会に出てきています。だから私たちと自ずと視点が違ってきます。本日は彼らの活動を理解したあと、ディスカッションをする中で、私たちとは違った彼らの視線を感じ取っていきたいと思います。 |
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