ブルーボタン(ブルー牡丹)


    英名:BLUE LOVEBARD

    学名:Agapornis personata




1930年頃に日本で作出されました。時を同じくしてイギリスでも作出されていたようです。大きさは14〜15cm程度です。体色の特徴としては、頭部が淡黒色から灰色で頸、胸、上腹が白く、背中、翼、尾羽、下腹が青色、下尾筒が淡色です。嘴が淡桃色で、脚は灰色です。眼周のリングは白です。体色の青は 青色と明るい空色とが見られますが、一般には明るい色が好まれ、頭部の黒色も淡い方が見栄えがよいとされています。


ここに載せてある学名は、キエリクロボタンの学名です。ブルーボタンは体色からキエリクロボタンの変色種であるとされています。


キエリクロボタンはアフリカ・タンザニア中央部に分布するラブバードで、国内でも十分飼鳥化された種です。


ボタンインコの仲間は、十分に飼鳥化されているので非常に飼いやすくパン屑なども食べるようになりますが与えすぎないようにした方がよいと思います。


産卵数は5〜7個がふつうで、抱卵日数は約23日、孵化から巣立ちまでは35日程度とされています。


一般にラブバードと呼ばれているのはAgapornis属のインコで、他にルリゴシボタン(Agapornis fischeriハツハナインコ(Agapornis tarantaコザクラインコ(Agapornis roseicollisなどがあります。


参考:川尻和夫解説「原色飼鳥大鑑1」

ゴマちゃんへ カムカムへ リュウちゃんへ


Copyright(c)1997 Yoshihiko Kojima